◇ 第122回:5月 例会 「箕面:六個山に登る」 2013年5月9日(木) 参加者 45名 |
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風薫る季節に、箕面にある変わった名前の山「六個山」(ろっかやま)」に登りました。 冬に逆戻りのGW前からの寒かった気候もようやく春にふさわしい季節となりました。 阪急電車 箕面駅の大滝ハイキングでお馴染みの広場に、45名の参加者が集合しました。 リーダー田村・尾崎幹事より、本日の予定などは桜広場で実施しますと、先ず出発。 モミジのてんぷらで有名な土産物店が軒を連ねる通りを緩やかに登って行く。 明治の森:箕面国定公園の池田市側、中央山間地の南斜面に広がる「教学の森」の北側を巡って、最高峰「六個山」をめざし、ユックリと新緑の自然林の中を一緒に歩きました。 箕面川に架かる一の橋を渡り、左の階段道を行く。 コンクリート道から山道に変わり、いきなり険しい坂道になる。 山道の急坂を登ると視界が開け桜広場にたどりつきました。 |
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阪急箕面駅前に集合 |
天下に名高い「東海道自然歩道」の起点表示 |
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目的地目指して出発。道の両側に「紅葉のてんぷら」などの土産物屋が軒を連ねる |
高台の上にたてられた箕面温泉スパーガーデン、そこまで長いエレベータが設置されている |
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さすが箕面の観光地、橋の欄干も紅葉マーク |
笹川良一氏の孝子像「数え尽くせぬ母の恩愛」 |
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滝道との分岐を左に登る |
イヨイヨ登りが始まった |
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最初の急こう配を登りきると下りが待っている |
桜広場に到着、かなりの汗をかきました |
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田村リーダーより本日のコース詳細、特に登り下りの起伏が激しいので注意してくださいと説明ありました。 辰巳会長からも元気に歩きましょうとの激励の言葉がありました。 リーダーの掛け声でストレッチ体操を実施。恵まれた天候の下で、全員体全体を伸縮しました。 桜広場は、楽しめる場として整備されており、大滝コースとともに、多くの人に親しまれています。 大滝コースの西側に広がる「教学の森」は、遊歩道や園地が整備され、市民が気軽に自然観察やハイキングを楽しんでいます。 さらに野外活動センターが立地し、キャンプ場、宿泊設備を中心に、健全な青少年育成の場として広く利用されています。 「六個山」は山と言っても、箕面山より少し高い395.8mです。 歩く距離は短いのですが、登り・下りの繰り返しが多いコースでした。 |
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リーダーの掛け声でストレッチ体操開始 |
イヨイヨ急な登りの山道の開始 |
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この辺りは、ニホンリスやテン、時にはウリボウ(イノシシの子)を見かけることがあるとのこと |
小休息 今日のパターンです |
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ハート広場に到着 |
唯一展望がきく場所に到着 |
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広い道を左に下ると、いよいよ六個山の登りというところに、「海の見える丘」の広場があります。 ここは見晴らしのいいところで、前方に展望が開け大阪湾などを一望しながら歩きました。 しばらくすると右手の丸太階段を小さく登ったところに「六個山山頂」への道標がありT字路を左折。 あたりは、クヌギ、コナラの大木や、常緑樹のリンボクが生い茂っていました。 急階段を登り合流した道を右折し急坂を登ると、海抜395.8mの山頂 六個山到着。 ここで昼食と記念写真を実施。 |
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標高396mの六個山山頂に到着 |
気持ちよい山頂の空気を満喫しました |
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このあたりは昔、六個山の南斜面から平和台のあたりにかけて「法恩寺松尾山」といい、村の人は「入り会い山」 として利用していました。 ではなぜ、六個山とよんでいるのでしょう。それは、六つの村が共同利用していたからです。 平尾、西小路、牧落、桜、半町、瀬川です。のちに新稲村が加わりました。 薪や炭の用材、田畑の肥草、牛馬の飼料、壁土・土木用土などの材をこの山から得ました。 帰りは、急な下りを進み、第一キャンプ場の横を直線的に下り、次の分岐から谷筋の急坂へ入る。 府道箕面池田線の車道に出て右に下り、野外活動センターのゲートを抜けバス道を左折、大阪青山大学前 を進み右に箕面第一中、左に箕面学園高を見て、信号を左にとり直進して、箕面川の徳尾橋を渡れば、 阪急箕面駅に到着。ここで解散しました。 |
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やっと参道から舗装道路へ出ました |
第3キャンプ場を左に見て、南へ下ります |
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教学の森のゲートを出てヤレヤレ |
府道箕面池田線に出ました |
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最後に徳尾橋を渡ります |
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ご参加の皆さん、自然林の中で新緑の芽吹きを胸一杯に吸い込んで歩かれました。 本日は、熱い中、登山にご参加いただいた45名の皆様、本当にご苦労さまでした。 また、お世話いただいた幹事の方々にも感謝いたします。 今後とも北摂歩こう会で元気に、楽しくお会いしましょう。 次回、7月例会は、2013年7月11日(木)「聖徳太子ゆかりの地、王寺町を歩く」です。 初夏から盛夏へと移りゆく季節にご一緒に歩きましょう。 ぜひ奮ってご参加ください。 |
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