第98回 須磨アルプス

2010年10月14日(木)  参加者44名



 さわやかな秋の一日。 六甲連山の最西端の低い山々を縦走し、須磨アルプスの岩稜 (がんりょう)歩きを健やかに軽やかに楽しむ。
10月14日(木)午前9時 傘寿を越えられた高須さんはじめ、 精鋭44人が須磨浦公園に集う。
      


一の谷の『源平合戦』も今は昔 静かな須磨の海岸

今年度『登山2回目』比叡山に匹敵する健脚44名が揃う



  仲尾会長によるしなやかなストレッチの後、 石段を登り、展望台へ。さらに登り休憩所へ。
登り切ると鉢伏山(246m)頂上だ。 明石大橋、淡路島など瀬戸内の美しい景観を満喫し、疲れを吹っ飛ばす。 低木で囲まれた本格的な山道を踏みしめ、 旗振山(253m)の山頂へ。
旗振山は、昔大阪の米相場を姫路方面に伝える旗振り信号の中継点。
緩やかな尾根伝いの道を下り、階段を登ると鉄拐山(てっかいさん 234m)の頂きだ。


ロープウェイ乗り場の西側から遊歩道を登っていく

登りの連続で休憩所にに到着。緑の中で海を眺めてホット一息



今年の夏は暑かった。 今日は少し曇ってくれるかな〜

『旗振り茶屋』から望む 少しかすんだ『明石海峡大橋』



『鉄拐山』山頂には『震災復興基準点』がある



  ウバメガシの樹林帯を下ると「おらが茶屋」へ。 高倉山(291m)の跡地の高倉台団地(130m)にて
小休止。 約400段の階段を登り切ると栂尾山(274m)の山頂だ。昼食と懇談を楽しむ。


高倉山の跡地『高倉台団地』より423段(?)に挑戦

標高差140mを一気に登り、展望台付近で早目の昼食



  階段を下り、平坦路から急な階段を登ると横尾山(312m)の山頂へ。 ここからが須磨アルプス。
花崗岩の岩場が連続する。鎖場を通り、四つん這いにもなってスリルを楽しむ。
名勝「馬の背」をバックに記念撮影。


足元には岩場が露出し始め、風化した花崗岩の連続

『六甲全山縦走路』の序章を制覇したかな?



露岩地帯も終わり、振り返ると迫力のある岩稜



 さらに東山(253m)の山頂へ。 ここから下山し、午後2時半、板宿駅にて全員にこやかに解散。    


樹林の中の登山道を下る

高取山へ続く『六甲全山縦走路』と分かれて、板宿八幡社をめざす



 歩行距離約10km。 前半の下りと後半の下りで一人ずつ転倒されたが、幸い軽傷で手持ちの薬を塗り、事なきを得た。 最後に、参加頂いた44名の健脚の方々に心より感謝致します。  


口はスベッテも、足は滑らすな    

下り道は恐い! 最後の最後まで安全第一に!




横尾山の名勝『馬の背』を背景に記念写真

高槻支部

茨木摂津支部およびその他支部





      【世話役】 岡村 肇 秋山充久 辰巳寛康

      【 文 】 辰巳寛康

      【写 真】 仲尾富三 見城好豊

     【構 成】 冨士永義文