|
|
|
|
◇第94回 中山寺奥の院〜清荒神
2010年4月8日(木) 参加者81名
|
|
|
|
|
|
4月8日(花祭)快晴。81人が中山寺の境内の広場に集う。中山寺は真言宗中山寺派の大本山。
≪野をもすぎ里をもゆきて中山の寺へまいるは後の世のため≫
西国33所観音霊場の24番札所。本尊の木造11面観世音菩薩像は、インドの勝鬘夫人の作と言い伝えられ、国指定重要文化財。安産祈祷の寺として有名で、全国から〈安産の腹帯〉を求めて参拝者が多い。本堂と護摩堂に恭しく参拝する。
|
|
|
集合場所の中山寺へ |
三々五々集合 |
|
|
平幹事よりコース説明 |
出発前に境内散策 |
|
|
中山寺にて記念撮影 |
茨木摂津支部およびその他支部 |
高槻支部(2) |
高槻支部(1) |
|
|
|
|
標高441mの中山寺奥の院を目指して出発。まず播州の儒学者卜部左近の墓碑に出くわす。
≪極楽の東門ひらく観世音われを忘れてたのみこそすれ≫の願い通り、73歳にて極楽往生された由。「中山観音公園」を右手に見ながら「足洗川」を渡る。最初の丁石を経て、いよいよ奥の院参道にさしかかる。
|
|
|
奥の院を目指して出発 |
足洗川を渡る |
|
|
登りはじめに、やや急な石の階段が続く。早々と体調不良を訴え、お一人が離脱される。ゴロゴロした岩場の中を丁石やお地蔵さんに励まされつつ前進する。「夫婦岩園地」にて一息をつく。伊丹空港から飛行機が飛び立っている。 |
|
|
山ツツジや新芽が励みに |
夫婦岩園地で休憩 |
|
|
喜寿(77歳)を超えても3人の方々が参加されている。やや遅れがちな方にスティック(杖)2本をお使い頂き、リュックも引き受ける。くねくねと上り坂を登り続け、ようやく「中山寺奥の院」に到着 |
|
|
急な坂道が続く |
奥の院に到着 |
|
|
名水「大悲水」で喉を潤し、「奥の院」に神妙に参拝。休憩中、満開の桜の木々に祝福される。
≪願わくは花の下にて春死なんこの如月の望月の頃≫(西行)ですねと言えば、
≪桜花命いっぱい咲くからに命をかけて眺めいるなり≫(岡本かの子)と返される。
山道を下っていくと、突然米谷高原の「やすらぎ広場」に出る。南側に180°の眺望が開け、気分が一気に爽快になる。“Sound of Music”でTrappe(トラップ)一家が出くわした高原のようだ。ここで気の合う仲間との昼食と懇親を楽しむ。 |
|
陽光を浴びて昼食を楽しむ |
|
|
かまどの神様「清荒神」まで下り、一次解散とする。 |
|
|
快適な下り |
清荒神手前で一次解散 |
|
|
「清荒神清澄寺」は平安時代の初期宇多天皇の創意により創建。開山の祖は叡山の高僧静観僧正。「清荒神清澄寺」に参拝し、参道に連なる土産物店で鯖鮨(さばずし)などを買って帰る。
|
|
|
|
|
|
|
清荒神 |
|
|
登りは健脚コース。下りは楽々コース。総じて快適コースの約8km。
最後に、参加頂いた81人もの方々に心より感謝致します。 |
|
|
【世話役】 平英一 中尾富三 河合進
【 文 】 辰巳寛康
【写 真】 仲尾富三 見城好豊
|
|