首都圏支部
作成 田口春一郎
2019年4月の松愛川柳句会
日  時
4月30日(火) 13時~17時

句会会場   港区生涯学習センター201号室

参加会員  青野 進(千葉市)、藤野勝利(台東区)、浜本音一郎(横浜市) 、
戸谷輝夫(取手市)伊達博良(世田谷区)、
吉永 勇(板橋区/投句・選句のみ)、
                             以上 6名

つぶやき   ・・・今でしょ!
   喜寿も金婚も、いま思えばあっという間に過ぎてしまった感がありますが、僅かに残る記憶をたどってみると、辛かったことも、嬉しかったことも、今は懐かしい思い出として、夫婦の会話の中に蘇ってきます。
    以前は歳をとったら、いずれ「夫婦でゆっくり旅行を」と夢を言い合っていましたが、忙しさにかまけて「いずれいずれ」と言いながら、実現していなかったのが現実でした。
    この歳になってみると、いつまで夫婦がともに健康でいられるかという懸念が生まれ、それこそ実現させるのは「今でしょ」という考えに行き着きました。どちらかが健康を損ねると「夫婦でゆっくり旅行を」は不可能になってしまうからです。
  自分の健康は自分だけの物ではないということは解ってはいても、心身の健康維持に責任をもって生活しているかと反省してみると、どっと冷や汗が感じられます
  
精神的には、仲間と愉しめるサークルを持つこと、体力的には、継続的に身体を動かせるスポーツや趣味を、歳に応じて見つけることだと言われたことがあります。これも「いずれいずれ」ではなく「今でしょ」の声が聞えてくる昨今です。皆さんは如何でしょうか。

                      <戸谷鬼笑 記>