総勢 8名
陶芸館駐車場に全員、定刻に集合。少し離れたバス停留所「供養堂前」まで移動。 10分遅れのJRバス「落出」行きに乗車、30分程度走り標高720mの三坂峠停留所で下車。 停留所の左に「遍路道の案内板」があり、ウォークはスタートしました。 65回石鉄山横嶺寺登山と同じような、苦行が2時間続きました。 奥久谷という山麓の最後に網掛大師というお堂があり、そこで昼食を済ませ、残り4kmに挑戦しました。 そして、松山市久谷町の市街地にある46番札所「浄瑠璃寺」とそこから1.1km離れた47番札所「八坂寺」に参詣を済ましました。 木曽の御嶽山噴火のニュースが飛び込み、帰宅を急ぐ人があり、二台のタクシーをチャーターし、出発地点の陶芸館駐車場に戻りました。 全員が揃ったところで、大野世話人から、次回69回のウォークは予定通り、西予市と宇和島市にかけて広がる晩秋の三間盆地をを歩きたいという挨拶があり、解散しました。
バス停留所で大野世話人から本日のコースの説明を聞く一行。 停留所の近くに、金木犀の大木があり、馥郁とした初秋の香りを道一杯に運んでおりました。
この停留所は標高720mにある三坂峠停留所で、久万高原町の入り口にあり、停留所の前に、古くからの万屋がありました。 停留所からすこし外れた場所に「四国 スキー発祥の地」という石碑があり、久万高原が四国で一番最初にスキー場が誕生したことを知りました。 停留所を左に行くと松山へ下りる旧遍路道がありました。
今日の行程の四分の一を歩いた場所に「桜休憩所」があり、休憩所を過ぎると集落が近くなり、稲刈りが終わった棚田が開けておりました。 付近一帯の棚田の持ち主の一人の農家の叔父さんの話では、耕作しているのは20枚程度、稲木に架けることも止めた。 捨てられた、稲木に架ける竹ざおが捨てられおり、そこを痩せた蛇(青大将)が首を上げて挨拶をして通り過ぎました。 やがて、遍路道を代表する休憩所「坂本屋」に到着しました。
ゴール前に46番霊場「浄瑠璃寺」と47番霊場「八坂寺」に参詣しました。 疲れを癒してくれたのは、石段の踊り場に用意された椅子をリビングと決めている野良の三毛猫、心地よい昼ねの時間と決めており、誰がどんな、いじめても目を開けず、ひたすら、睡眠をむさぼっておりました。 寝る子は育つの諺通り、肥満体の三毛猫でした。 猫とは反対に、松愛会の一行は、お疲れの様子でした。万歩計は20,000歩近くでした。