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Last updated :04/11/2013

  第63回 愛媛地区 歩こう会のご報告

第63回 歩こう会『久万高原町古岩屋』ウォークが予定通り行われました。
     本年度最後の歩こう会は、県下一険しい遍路道と言われる海岸山岩屋寺参詣と
清流直瀬川の瀬音を聞きながら紅葉の始まった古岩屋を訪ねました。
久万高原町は鎮守の秋祭り、ふるさと旅行村や県道12号線の空き地には
「御旅所=神輿が休憩をする場所」の用意がされておりました。
11月の声を聞き、ウォークのシーズンも終わりになり、雨に悩まされた
平成25年度の歩こう会は、最終回は天候にも恵まれ無事終了しました。


日   時 :  平成25年11月2日(土)
 集合と解散      砥部陶芸館駐車場    集合 9:00 解散 14:30    
参加人員 :

総勢 10名 

天   候 : 集合場所、曇り  
徒歩距離 : 約 8km
内   容 :

砥部陶芸館駐車場には、定刻に9名が揃い、車2台で出発、久万高原ふるさと旅行村で、北沢会員と合流しました。

世話人は、全員の体調や足の調子を確認して、スタート地点を、岩屋寺手前4kmの国民宿舎「古岩屋荘」前の駐車場に変更しましたので、そこまで再び車を走らせました。

歩いたのは県道12号線、歩道も片側ですがほぼ整備されており、ダンプの往来がありますが、所々で出会う清流と青い岩は印象的でした。

大きな岩屋寺という石碑のある場所から、二キロは県下でも一番険しい坂道、「行」の世界で、行き交うお遍路さんに挨拶するのが、やっとの状態でありました。

そんな状態で三十六番行場を通過して尾根伝いに、国民宿舎の裏側の八丁坂にいたるという、ウォークの目論見を早々に断念した一行は、岩屋寺の入り口にある石碑の場所までは、来た道を戻り、直瀬川沿いの道を古岩屋トンネルの所まで歩き、国道12号線に合流し、歩道を歩きました。

昼食は、写真の場所の少し手前の場所で済ませ、駐車場へ向けて歩いている時、三人連れの女性が「撮りましょうか?」と声をかけてくれましたので、お願いしました。

駐車場の前で、農産物の直売所があり、真っ赤な「鷹の爪」が並んでおり、土産に買った人がいましたが、それだけではダメということで、少し遠まわりをして、美川の道の駅に寄り、午後3時頃、砥部陶芸館駐車場に到着。

大野世話人から、平成25年度の歩こう会が終了したこと、来年度に歩きたい場所の希望を寄せて貰いたいという挨拶があり、解散しました。

↑63回歩こう会参加の顔ぶれです 国民宿舎古岩屋荘前にて。
 
【ポイント説明】

出発とゴール地点の国民宿舎古岩屋荘前の紅葉です。

世話人の話では、昨年と比較して、文化の日前日の紅葉は、今年は少し遅いそうです。

 

ウォークしているのは、久万高原町と西条市を結ぶ県道12号線で道幅も広く、歩道は片側ですが整備されています(一部未整備の個所もあります)

道路は頻繁にダンプカーが行き来をしておりました。

写真の場所は、目的地の岩屋寺との中間地点といった場所です。

ここは、四国霊場45番札所の岩屋寺の入口で、直瀬川に架かる橋の袂であります。

それにしても、実に立派な寺の名前を表す石碑で、この橋を渡ると門前町とはまいりませんが、上浮穴郡久万高原町七鳥という集落で、小さな駐車場がありました。

数軒のみやげ物店が続く道が、県下の霊場で最も険しい参道で、二キロ続きました。

四国霊場45番海岸山岩屋寺本堂であります。

背後は断崖絶壁の山肌が迫っており、正面から本堂全体を撮影する距離を確保する余裕がありません。

御詠歌は、大聖の祈る力のげに岩屋 石の中にも極楽ぞある
そこに詠まれているままの光景が写真の本堂で開山は815年と聞きました。

今年は、霊場開設1200年、記念行事として持仏堂の改修工事が行われていました。

本堂を左に上ったところが、国指定重要文化財の大師堂であります。

生憎、扉が閉まっており、中の様子は窺うことが出来ませんでした。

記念写真の後、さらに左へ進むと山門があり、お遍路さんが向かうのが、三十六番行場、遍路道はそこから尾根伝いに、国民宿舎の裏側、八丁坂に通じています。

帰り道は、是非、尾根伝いの遍路道を歩くと豪語していた、松愛会の一行でしたが、世話人が確認した「三十六番行場までは、来た道と同じ距離の坂道だそうです」という告知に、誰一人として、分かったという人はなく、来た道を引き返すのが当然という結果になりました。

帰り道は、「三十六番行場」経由を免れた一行は、軽やかな足取りで売店のある所まで来ました。

赤い幟に「七人人参」と書かれてありますので、店の人にどんな人参か?と訪ねますと中国産の薬草人参で、朝鮮人参とは異なり、癌の予防に有効だということでした。

価格は、350gが5,500円の値札がついておりました。
朝鮮人参の粉末は流通しておりませんので価格の比較はできませんでしたが、国産の黒糖生姜湯が、同じ量で1,500円ですから、高貴薬だと思いました。

 

 



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