県内で、南予・中予・東予と場所を移してのウォーク、今回は中予で、年に一回は島を歩くことになっており今年は昨年の大三島の手前の伯方島で、歴史を満喫したウォークでした。
特に、島の金ヶ崎遺跡は、紀元前21,000年頃に人が生活をした遺物がたくさん出土した遺跡だそうで、この遺跡が発見された時は、上黒岩遺跡(久万高原町)、古照遺跡(松山市)に次ぐ、愛媛県三大遺跡の発見と騒がれたそうで、当時の新聞報道の模様が、歴史館に掲示してありました。
また、瀬戸内海が陸地だった時代に、わが世の春を謳歌したナウマン象の骨が大量に展示されていました。
伯方島は能代村上水軍の本拠地、、天正13年豊臣秀吉の四国征伐で能代村上家の居城伯方城は廃城になりましたが、遺物は歴史館に展示されていました。
印象的だったのは、造船業が島の経済を支えており、町の商店は比較的大きく、シャッターを下ろしている店はないように感じました。しまなみ海道で繋がっても、人口が流出せず、雇用が確保されている伯方島、高度経済成長期の懐かしい気持ちがしました。
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