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Last updated : 11/04/2010

第32回 愛媛地区 歩こう会のご報告

第32回 歩こう会上島町『桜満開の積善山登山』が予定通り実施されました。
この『積善山登山』は、樋田世話人最後のウォークとして計画されましましたが
当日朝までの雨も上がり、桜も雨に耐え見事に咲きそろい、紫のヤマツツジも鮮やかでした。


日   時 : 平成22年4月10日(日)
 集合:松山市 ホテル奥道後駐車場 7:30〜解散16:30
     今治市 市民の森公園駐車場 8:15〜解散15:45
参加人員 : 総勢 9名&犬1匹
天   候 : 快晴、微風で絶好のウォーク日和でした。
徒歩距離 : 約 8km
内   容 :
積善山は、広島県の生口島の洲ノ江港からフェリーで渡った愛媛県越智郡上島町の中央に聳える海抜370mの山で、山頂展望台では、満開の3700本の桜と視界360度の青い海と多島美を満喫することが出来ました。
この時期のウォークは、玉川湖畔、重信川河川敷の桜並木などいろいろありました。
その中でも本日の桜は、時期的にも、天候も恵まれ最高の花見見物でした。
この時期、満開の桜を求めて、広島県、岡山県、香川県など他府県ナンバーの車、地元愛媛の車が、フェリーが小漕港に到着する度に、一斉に積善山を目指しで上って行きました。
上りも下りを車に細心の注意を払い歩きました。
今回のウォークは、実質的に平成21年度の歩こう会に幕を下ろすにふさわしいコース設定で、年齢とともにヒタヒタと偲びよつて来る脚力低下を防止するために、日頃からのウォークを心がけなさいというメッセージを感じたウォークだったと思います。
今回参加した全員が、22年度のウォークへの期待を抱き、歩こう会を 無事終了しました 。

↑積善山登山に参加した仲間(山頂にて)
後方左より森山、新井、石川、鈴木、
前列、金子、北沢、樋田、西本、ボギー、曽根の各会員


【ポイント説明】

しまなみ海道の生口島洲ノ江港からフェリーで五分ほどの岩城島小漕港に渡った所からウォークは始まりました。

この岩城島は「青いレモンの島」のキャッチフレーズで知られているようにレモンの栽培で有名な島で、人口は2,200人程度だそうです。

運航しているのは三光汽船で、運賃は大人片道145円、往復280円に設定、切符は船内で買い求めることになっております。

桜のシーズンとあって、広島・岡山・香川・愛媛ナンバーの車や単車で満杯でありました。

港から直線で積善山に向かう道路が走っており、歩き始めて20分程で積善山登山口に到着、そこにはチューリップとアネモネの植えられた畑がありました。

チョーリップは赤・白・黄・紫の四色で、最近サントリーの開発した青色のチューリップを見ることはできませんでした。

LED発光半導体の開発でも青色は難しかったように、青色チューリップの開発は難しかったようで、サントリーが成功してから、もう五年程度になりますが、球根が市販されている話は聞きません。
島の中央に聳える標高370mの積善山の車道には、合計3700本のソメイヨシノが植えられているそうです。

国民学校、小学校、中学校の卒業生が、また毎年の厄除けの人が戦前から植林を続けた結果、山頂まで桜並木が完成、この時期、港から見上げた積善山は山にゼット印の白いラインを引いたようでした。

そして、桜並木とならんでこの時期は、花崗岩が点在する山肌一杯にヤマツツジが群生して今を盛りと咲いている光景は印象的でありました。
休憩所を3つ通過した辺りに、写真の妙見メンヒルの案内がありました。

メンヒルと聞けば、大洲市高山に東洋一のメンヒルがあり、それと比較しなければならないという気持ちが高ぶり、それまで重かった足取りが急に軽くなりました。

ウォークの一行は、上りで、脇道である巨石崇拝のシンボルであるメンヒルを訪ねた人はありませんでした。

なるほど巨石ではありますが、そこにあった自然石を昔の人が拝所としたのでしょう。

現在は写真のように建物もあり、手前の扉を開けると、中は稲荷大明神をお祀りする祠になっておりました。

これをメンヒルと呼ぶのかどうか疑問に思いましたし、そういう意味で大洲高山のメンヒルは平たい青石を川原から山へ運び上げたことは確実であり、鳥居龍造博士が東洋一と折り紙をつけたのが理解できました。

奥の扉を開ければ、一行が上っていった車道に合流できたのでしたが、私は扉の向こうに道があるとは気が付かず、来た道を引き返し、車道に出て一行を追いかけました。

 

私を除く全員は、4つ目の休憩所で足止めを食らっておりました。

上がってきた車を止めて、全員の集合写真を撮りました。
本日のウォークの最大の難所「尾根桜道」です。

これを上り切った所に山頂展望台があり、そこで弁当を食べ、二回目の集合写真を撮りました。

弁当が済むと、一行は足取りも軽く、来た道を一路小漕港に急ぎ、1時半のフェリーの乗船、帰路につき、無事ウォークを終了しました。

これが360度の青い海と3700本の桜で在ります。
 

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