しまなみ海道の生口島洲ノ江港からフェリーで五分ほどの岩城島小漕港に渡った所からウォークは始まりました。
この岩城島は「青いレモンの島」のキャッチフレーズで知られているようにレモンの栽培で有名な島で、人口は2,200人程度だそうです。 運航しているのは三光汽船で、運賃は大人片道145円、往復280円に設定、切符は船内で買い求めることになっております。 桜のシーズンとあって、広島・岡山・香川・愛媛ナンバーの車や単車で満杯でありました。
なるほど巨石ではありますが、そこにあった自然石を昔の人が拝所としたのでしょう。 現在は写真のように建物もあり、手前の扉を開けると、中は稲荷大明神をお祀りする祠になっておりました。 これをメンヒルと呼ぶのかどうか疑問に思いましたし、そういう意味で大洲高山のメンヒルは平たい青石を川原から山へ運び上げたことは確実であり、鳥居龍造博士が東洋一と折り紙をつけたのが理解できました。 奥の扉を開ければ、一行が上っていった車道に合流できたのでしたが、私は扉の向こうに道があるとは気が付かず、来た道を引き返し、車道に出て一行を追いかけました。