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Last updated :28/02/2010

  第31回 愛媛地区 歩こう会のご報告

第31回 歩こう会『伊予灘』ウォークが予定より一日遅れの28日(日)実施されました。
今回のウォークは、伊予路に春を告げる菜の花の名所、閏住集落のある国道378号線を
  上灘から下灘まで歩き、途中、高岸集落にある三島神社に参拝しました。
       樋田世話人の最後の今治市上島町積善山ウォークを、4月10日(土)に実施します。 
     平成22年度の世話人は森山茂樹さんにバトンタッチされます。

日   時 : 2010年2月28日(日)
 集合:伊予市 ウェルピア伊予駐車場 9:20〜解散14:30
参加人員 : 総勢 9名
天   候 : 天気予報より天気の回復がはやく曇りのち晴れの空模様で、やや肌寒いウォーク日和でした。
昨日のチリ大地震のため日本に津波が押し寄せるという津波注意報が発令されているので、
予定より少し早めに切り上げました。
徒歩距離 : 約 10km

↑双海ウォークに参加した仲間(双海シーサイドにて)
後方左より河渕、森山、石川、曽根
前列、中藤夫妻、山田實、新井、樋田の各会員



【ポイント説明】

起点は双海町シーサイド公園の駐車場、ここで樋田世話人から、本日歩く道は自動車の通行量が多い道なので、必ず歩道を歩くようにとの注意喚起がありました。

昨日発生した南米チリ大地震による津波が瀬戸内海にも押し寄せるというのに、海沿いを歩く緊張感の漂う歩こう会でありました。

左の写真は、伊予市高岸にある約300段の石段がある三島神社を登る健脚組みです。

古くから大洲藩の安全航海の祈願所でありました。

今日の伊予灘は白波が立っておりましたが、それでも日本海や太平洋に比べれば穏やかな海と思っておりますが、江戸時代には伊予灘で難破する航行も多かったようで、伊予市双海町には航海安全の祈願所として漁師や海運業者から崇敬された「牛ヶ峰地蔵堂」、大洲藩の祈願所「三島神社」、肥後細川藩の祈願所「池之窪地蔵堂」などがあります。
この神社には、狛犬に代わって狛亀があることで知られています。
三島神社の社宝、大洲藩主が航海安全を祈って奉納した船の絵馬で、伊予市の有形文化財に指定されております。

保存状態はよいようでありますが、それでも退色は進行しており、県立歴史文化博物館に保管の委託などが必要と思うのでありますが…。

写真は、本日の伊予灘ウォークの目玉、閏住集落の菜の花であります。

住民の努力で伊予路に春を告げる名所になりました。予讃線の路肩数百メートルが黄色一色につつまれておりますが、最初は、JRには内緒の住民の種まきからスタートしました。

最近では、JR四国主催で「菜の花ウォーク」が開催されており、今年は3月7日(第一日曜日)が大勢の参加者でウォークは賑わいます。

菜の花の開花は年々早くなり、本日は満開状態でありました。

 


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