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Last updated : 29/03/2009

第27回 愛媛地区 歩こう会のご報告

第27回 歩こう会『陽春の果実の島ー興居島ウォーク』が予定通り実施されました。


日   時 : 2009年3月27日(土) 
  松山市 高浜港桟橋駐車場  集合   9:00 最終解散14:50
  
参加人員 : 総勢 14名&犬1匹
天   候 : 曇り/風は微風 終日を通じ薄曇りで、気温は日差しが弱く、陽春には少し届かないものでしたが、ウォークには不向きというわけではない、まずまずの天気でありました 。
徒歩距離 : 約 10km
感   想 :

松山市の高浜港に自家用車や伊予鉄電車で桟橋の待合所に集合、車は駐車場に預け、全員、小富士汽船のフェリーで、興居島の由良港へ渡るところからスタート。
フェリーを降りてくる車、人々はすべて「早く松山へ!」いう息遣いが聞こえるように感じました。

島嶼へ船で渡ってのウォークは、愛媛歩こう会がスタートした当初のしまなみ街道の大橋を渡りウォークするのとは一味違う気がしたウォークでした。
戦後間もなくの頃は、興居島と言えば、水蜜桃の産地として有名で、桃の花の季節には、島一面ピンクで染まったという話もありましたが、時代が移り、桃から柑橘類の栽培に中心が移り、歩いた限り、みかん山でした。
島の東側(松山側)は、別荘やヨット、クルーザーも係留されており、レジャーシーズンには、まだ時間があるようでしたが、リゾート的雰囲気の漂う場所のウォークもいい感じでした。
昼食・休憩の場所は、島の西側鷺の巣集落の海岸で、元読売ジャイアンツで活躍した西本聖投手の出身地でもあり、彼がランニングした砂浜で、野球の話題にも熱が入りました。
今回のウォークは、山桜が満開の島嶼のコースの設定が魅力的であったことから、素晴らしいウォークだったと思います。
今回参加した全員が、次回の今年度最後のウォークへの参加を約して、今回の歩こう会を 無事終了しました 。


↑興居島ウォークに参加した仲間(高戸山山頂展望台にて)
後方左より曽根、松原、中藤夫人、桑島(松寿会)森山、玉木、中藤、河渕
前列左より樋田、金子、西本さんと愛犬ボギー、澤田、新井、山田各会員



【ポイント説明】
午前9時半、フェリー乗船を前に、待合室で世話人の樋田会員から、ウォークのコース、注意事項の
説明を受ける歩こう会のメンバーです。

参加者は14名と西本会員の愛犬ボギーです。

説明のポイントは、歩く速度が異常に早い人への注意じありました。

午前11時、一行は島で一番眺望のよい、高戸山の山頂の展望台に到着しました。

写真中央の小高い山は小富士と呼ばれ、かつては、登山客でにぎわったようですが、最近は、登山道の整備が悪く、近づく人もいないということですが、興居島を代表する姿の美しい山です。

写真の右手には、隣町の中島町の島並みが連なりっておりますが、あいにく視界は靄のせいでよろしくありません。
写真は、島の西側に開けた鷺ヶ巣集落と、夏は海水浴場として多くの人々が訪れる鷺ヶ巣浜であります。

この集落には元読売ジャイアンツで活躍した西本聖投手の生家があり、彼はこの海岸でトレーニングに励んだそうです。

一行は、写真の上の方にある鷺の巣公園付近の堤防で昼食、休憩を取り、左手に折れ食用にするイタドリを採取しながら峠を越え、和気神社や学校のある船越という集落に出て
朝、フェリーのついた由良港に戻りました。
峠を越え、鷺ヶ巣集落に入ってすぐのところに写真の天皇陛下(昭和天皇)御採集地という記念碑が建立されていました。

昭和25年四国御巡幸の折、ご研究のソドロゾア類の採集のために、この浜に上陸されたと石碑の後面に刻まれていました。

昭和25年と言えば、戦後復興が始まったばかりですが、全国巡幸の機会を研究にも時間を割いていられたとは、初めてしりました。

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