愛媛の皆様へ 愛媛の皆様へ 平成18年度 歩こう会
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Last updated :01/08/2006

第16回 愛媛地区 歩こう会のご報告

第16回 歩こう会『剣山登山』が予定通り実施されました。


日   時 : 2006年7月29日(土)
第一次集合 東温市 「利楽」 7:00〜解散18:00
第二次集合 徳島県貞光町 道の駅「ゆうゆう館」 8:40
参加人員 : 総勢 11名
天   候 : 晴/風はあるが容赦ない真夏の太陽で一段と日焼けしました。
徒歩距離 : 健脚コース 約 6km    一般コース 約 3km
 ※体調に合わせて選択制 
感   想 :
川内ICより松山自動車道に入り、徳島道貞光ICで一般道路に出て国道438号線を走り剣山リフト駐車場に集合、 ここを起点にウォーク開始。
昨年の石鎚山登山に続き、日本百名山のひとつ、四国第二の高峰「剣山」登山
この時期に開花するキレンゲシヨウマ、シコクフロウ、クガイソウをもとめて?、中腹までリフトが利用できることもあり、車も人も多かった。
400km離れた愛媛からの登頂アタックで、お花畑の散策などの時間的余裕はなく、体力に合わせた登山だけが目的でしたが、眺望には最高の気象状態で、視界の360度が緑豊な阿波の国を堪能することが出来ました。
昼食・休憩は、剣山山頂で、広々とした平坦地ですが、人が歩ける場所は板が敷き詰められ人工的な場所での休息となりました。
この山頂を自然のままにしておいては、押し寄せる人並みに自然はひとたまりもない!ということでしょう。
今回の登山で、森林調査をする人、昆虫採集をする人など調査・研究をする人を数多く見ました。
そんな所から、剣山は学研肌の山という印象が強烈で、昨年登った石鎚山は山岳信仰の山とは趣が全く別物でありました。
今回のウォークで感じたことは、世話人の周到な現地調査と四輪駆動車による先導が有ってはじめて出来た登山であり、個人の思いつきで出来る登山ではないということです。
平成18年度の歩こう会も半分の計画を消化、 今回参加した全員が、次回のウォークへの参加を確認剣山登山を無事終了しました 。

↑日本百名山の剣山(1,955m)登山に参加した仲間(四国第二の高峰剣山山頂にて)
後方左より前田、鈴木、菊池、澤田、北沢、曽根、山田
前列左より石川、樋田、金子、北風の各会員



【ポイント説明】
起点の 剣神社で登山の安全祈願中の一行です。

神社の拝殿は145段の石段の上にあり、鍛錬不足の者は、ここに到達するまでに息はあがり、アキレス筋は固まってしまいました。

石段は、登山者の能力判定をするためのバリアで、無理が出来ない人はリフトを利用して山頂を目指します。
スタートして中間点のリフト西駅までは、写真のような勾配の上り一本調子の道が1.5kmにわたり続きました。

ブナ林が続き、強い日差しを和らげてくれ、風もあって、これは行けると思い始めたあたりです。
「今日は調子が悪い」「上りの一本調子はキツイ」とか、いろいろ言いながらも、まだ余裕のある顔です。

後方は、国有林の樹木の調査をする一行で、高さ130cmのところで幹回りを測定しておりました。
休憩地はリフトの終点西駅で、売店もあります。すぐ下はキャンプ場になっておりました。

この地点の標高は1,750mで眺望も良く、「ホトトギス」と「ウグイス」の澄み切った啼き声が夏山登山を印象づけておりました。

この地点は、頂上への分岐点で8名は健脚コース、3名は一般コースを選択しました。
勝者・敗者 ※写真をクリックすると変わります。

この写真は、山頂の真下、標高にして100mの場所で、立っている組は余裕派で、椅子に腰を下ろしている組は疲労困憊派であります。

正確には、1名超人的な健脚が居て、すでに、山頂でスケッチをしているのであります。

しかし、昼食を取り、下山となると余裕派の顔ぶれが一変し、上り道の余裕派は逆に疲労感からブービーやブービーメーカーに転落している顔がありました。

頂上での昼食の光景です。

頂上は平坦で、環境面から登山者の立ち入る場所は板が張ってあり、尾瀬の木道を思い起こします。

食事・休憩・記念撮影の時間を合わせて30分に切り詰め、下りは距離が長く、眺望がよいコースを歩くことにしました。

下の写真剣山の有名スポット「お塔石」を正面に見上げる場所に湧き出る日本名水百選
の「御神水」をいただき、15:00過ぎ、駐車場に戻りました。

これが、ゴールした時のひとコマです。

少し歩き足りないという顔をした人もありますが、ほかの人は喉の渇きから逃れるために、ソフトクリームを買いに行き、集合写真は撮影出来ませんでした。


 剣山を代表するスポット ベスト3 

奇岩 お塔石 夏の花
キレンゲショウマ
剣山から見たジロウギュウ


国道438線で大活躍の世話人所有のRV車。

ヘヤピンカーブの連続する山道をこの先導車が近づくと追い抜き可能な地点で、全ての車が道を譲ってくれました。

そこから生まれた節約の時間がなければ、約400km離れた愛媛からの登山は成功が難しいかったと思います。

世話人の周到な現地調査と先導に深く感謝。


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