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写真の最終集合地点の美川スキー場駐車場のゲートを、宇和島から参加の菊池夫妻の車が通過したのは、所定の時刻より30分早い、10時丁度でした。
昭和33年に開かれた、四国最大の美川スキー場もシーズンオフのこの時期、無人の世界で、遠くにゲレンデを整備する雪上車があるだけでした。
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この写真は、一行が大川峰を目指して登っているところです。
一面、クマザサに覆われた山肌ですが、ツルギミツバツツジの潅木が群生しており、この時期満開でした。
このように稜線を登ったり降ったりが繰り返します。
時折、威勢の良いうぐいすの泣き声が とどきます。 |
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笠取山山頂(標高1,562m)です。
時刻は11:30分でした。
山頂には、下の欄で紹介する白い可憐な花をつける潅木がありますが、正式な名前は確認中 です。
一部には〇〇サクラという説もありますが、面河山岳博物館に照会しましたが認知されませんでした。 |
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笠取山から大川峰の中間点で昼食・休憩を取りました。
昼食を取り終えた頃、一人のご夫人が「大川峰は何処ですか?」と声をかけて来ました。
「尋ねる人によって答えが違うんです!」ということですが、私たちは自信をもって「あの峰です!」と。
この方、四国百名山の登頂の最後に選んだのが「大川峰」と言うことで、真剣でした。
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このご夫人は、四国百名山どころか、日本の百名山もすでに99の明峰を征服したという話でした。
この8月には、日本百名山の最後のひとつ、北海道・利尻岳にアタックするとか。
一昨年、挑戦したが大雪で断念、昨年は足骨折でまた断念、今年こそ!
年齢は、そう若くはないようですが、健脚は、わがグループの金子氏の足といい勝負でしょうか。 |
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昼食と休憩を取った後、下山の予定時刻まで余裕がありましたので、ツツジの群生している峰まで足を延ばしました。
移動の途中、何組かのパーティーに「ツツジは何処に咲いていますか?」と質問されました。
歩道は、全部峰の南側に敷設されており、「ツツジは峰の北側にしかありませんので…」と説明をする と納得されたのでした。 |
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美川スキー場まで下山し、休憩をしました。
このとき、ツツジの季節には、毎年、仕事をサボって訪れているという人と話をする中で、 その人も聞いた話とことわった上で、放牧地として開墾する前は、峰の南側も一面、ツツジが群生していたとか。
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