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午前9時 土小屋駐車場でのミーティング風景
集合場所の砥部町陶芸館から77km車を走らせた標高1492mに位置します。
ミーティングの内容は、北沢世話人から頂上真下の鎖道を登る時は、両手・両脚の4つの内3つは絶対離さないこと(3点支持)など、生死に拘る事項を含む15の注意がありました。 |
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スタートして、1.8kmの第一休憩ポイントです。
まだ皆んなの顔には余裕があります。
亜寒帯林のシラベ、ダケカンバとウラジロモミ林が混在する登山道から、眼下に広がるブナ林(冷温帯林)の美しい新緑を眺め、一息つきました。
天気はうす曇り、微風で登山には適温でした。
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←写真(左)休憩ポイントを過ぎ、しばらく行くと雪渓に出会い、さらに前進すると急な石段になり、別の登山者から「頑張って」と声をかけられても、足が言うことをきかず、臨時休憩となりました。
正確には、健脚のご三家(石川、鈴木、金子の3会員)は元気はつらつ、後続者を見捨て先に行ったのでありました。
この坂は、まだ序の口でありました。 |
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←3.6km地点から見た石鎚山の山頂です。
垂直に切り立った岩に、初心者には「本当に登れるのだろうか?」という不安が過ぎりました。
この先に一の鎖、二の鎖、三の鎖と続く鎖道がありますが、全員迂回路を選択をしました。
すぐ後ろの子供づれの一家は、小学生の男の子と父親は鎖道を行きました。 |
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迂回路にさしかかると、誰も声が出なくなり、ただ黙々と上を目指しましたが、疲れは容赦なく、100m歩いては休憩、次は75mで休憩の有様でした。
最後は、四つんばい状態、まさに三点支持を厳守して山頂(彌山)に到着しました。
まず、誰もが左上にある石鎚神社の社に参拝しました。
健脚組と最後尾は時間にして、30分の差があったと思われ、全員が到着した時には、計画より35分早くスタートした余裕はほとんど使い切っていました。
霊峰石鎚には、エコツアーの団体、家族づれが大勢登っており、車座になって弁当を食べる場所は確保できませんでした。
昼食後に記念写真を撮影し、鈴木・菊地会員が写真右側後方にある天狗岳登頂に遠征、無事帰還するのを待って下山を開始しました。
登山ガイドに引率されたエコツアーの団体に、休憩の度に抜かれたり、抜き返したりで、そのガイドさんと仲良しになりました。
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頂上を12:45に出発、1km下った所に石鎚神社の鳥居がありました。
この場所が面河から車で石鎚スカイライン経由土小屋から登るコースと西条からロープウェイを使い、成就社経由の登山コースとが合流する地点です。
この地点まで来ると皆んなの顔にも余裕が戻っておりました。
上のガイドの仲間が、ロッククライミングのために入山しているはずという話があり、頂上の方を眺めおりますと、天狗岳の下に豆粒のような赤いポイントが見つかりました。
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全員無事に石鎚山登頂を終え、標高1492m(伊予の国)にある石鎚神社の
分社前に勢揃いした会員です。
疲れよりも西日本最高峰の霊峰石鎚山に登った「自信」と「満足」が顔に出ているように思われます。
帰路は、面河ふるさと市場で休憩を取り、砥部陶芸館には予定より約50分早い17:00頃に到着、解散しました。
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