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最初の休憩ポイントでの光景であります。
久万高原町(旧美川村)支所庁舎裏の対岸にあり、正式には「御三戸嶽」(通称軍艦岩と呼ばれる)という巨岩に生えた紅葉が美しい場所として有名な場所であります。
先の台風で増水し、川岸の砂が流失し、車で軍艦岩の突先まで回り込むことはできませんでしたが、歩いて紅葉を楽しむことが出来ました。 |
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面河渓谷の今年の紅葉は、台風と遅くまで夏の暑さが続いたために、とくに見事とは言えないかも知れません。
観光客の歓迎アーチがある「もみじロード」から国民宿舎にかけての道路沿いのもみじは深紅や淡い赤のグラデーションが充分楽しめました。
遊歩道を行きますと、そこは左の写真のような黄色の世界でありました。 |
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国民宿舎「面河」から上流に向けて1.5kmほど行った「水呑獅子」という景勝地を見下ろす場所で撮影されたものです。
もう少し上に「虎ケ滝」があります。
これから先は通行禁止になっており、引き返しました。
本来ですと、ここは紅葉も美しいところですが、先の台風で肝心の木の葉は飛び散ってしまったようでした。 |
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国民宿舎から「水呑獅子」までの中間地点に、石鎚山への登山口があります。
赤い箱があり、その中には登山計画書の台帳が納められ、当日入山した人の計画書もありました。
遊歩道には、倒木が横たわっておりました。 |
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国民宿舎前の五色河原は水量が多く、適当な広さが確保できそうもありませんでしたので、やや上手の広い河原で昼食を取りました。
増水時に激流が流れる水嵩の範囲は、岩肌が磨かれて秋の日を一杯に受けてひときわ白くなっておりました。
すぐ横には、「面河茶屋」があり、食事をしている人も見かけました。
売店の土産物の品数は少なく、観光客の多い割りには静かな茶店でした。 |
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昼食後は、国民宿舎から下流の渓谷美を探訪に出かけました。
歩きやすい車道を行く歩こう会の一行です。
行き着いた場所には面河山岳博物館があり、そこで折り返しましたが、その建物の側に「猿飛佐助」発祥の地という記念碑がありました。
作者の一人、今治市ゆかりの福田蘭子氏が面河渓谷をイメージして「猿飛佐助」の活躍を立川文庫に書いたという趣旨のことが述べられていました。
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台風の影響で遊歩道にも通行止があったりで、ウォーク距離も控えめ、皆の紅葉に対するやや物足りなさを察した世話人が左の写真のような紅葉のポイントをオプションウォークの追加をしてくれました。
久万高原町の古岩屋にある「紅葉谷」で、渓流に沿って紅葉があり、不動尊を祀ったお堂、正岡子規の句碑もありました。
第8回のウォークも、天候、渓谷美、紅葉、距離、上り下りの負荷の変化に富んだコース設定に皆さん満足して、無事終了しました。 |