第64回 香川歩こう会活動報告


1)日 時
   平成25年11月26日(火) 10時00分~15時30分  晴れ 

2)場 所   城山(標高462m)(坂出市)    歩行距離 15Km  歩行時間 約5時間

3)参加者   12名

4)概要    
         今回はJR高松駅から坂出駅方面に進行中、鴨川駅の左手に見える山、城山に挑戦しました。
         当日、JR国分駅近くで人身事故が発生し9時半頃まで全線ストップし、高松駅と坂出駅で待機
         状態となりましたが、復旧後 歩こう会は約1時間遅れでスタートしました。
         坂出駅から路線バスで川津バス停までバス移動をし、歩き登山の開始です。30分ほど歩き
         黒岩天満宮に到着、ここから登山道を進みます。やや傾斜の急な山道を20分、鞍部分岐まで
         進行。気温は13度と肌寒い温度でしたが鞍部に着くころには皆さん汗だくでした。
         鞍部から山頂までは車道も並行しておりましたが皆さん登山道を選択され荒れた山道を汗を
         かきながら1時間程で山頂に到着しました。山頂はパノラマで瀬戸内海、五色台、琴平方面が
         一望できる絶景の場所です。記念撮影、昼食を済ませ13時30分に讃岐府中駅に向って下山
         を始まました。帰りは下り坂の車道をだらだらと休憩を挟みながら2時間程度歩き15時30分に
         到着しました。讃岐府中駅では所用で参加出来なかった樋笠会員が自宅で収穫した「柿」を準備
         して出迎えてくれました。(感謝・ごちそうさま)
         本日は23,000歩 歩きました。

         『史跡 城山』
          城山(きやま)は標高462.5m、この付近における最高峰で、視野が極めて広く景勝の地である。
          山腹は比較的急峻であるが山上部は緩やかに起伏している。南方部の急斜面を背に北方を正面
          とし山頂及び西北に向って口を開く凹地を囲むように遺構が残る。主として北面に城門・水口など
          の施設があり、石塁、土塁は断続しつつも稜線に沿い谷を横切って続いている。また土塁の内側
          は城山長者の伝説と関連して車道(くるまみち)と称せられる、帯状の平坦地となっている。この
          車道付近の所々にホロソ石、カガミ石、マナイタ石と呼ばれる石造加工物が点在するが、その用途
          は未だ不明である。
          築城の時期は明らかではないが、朝鮮式山城の様式を踏襲した古代山城と認められる。また藤原
          道真の漢詩集『菅家文草』に城山神社と記されている古代祭祀遺跡も存在する。所々に改変跡は
          あるが、良く旧規模をとどめており、古代史研究上重要な遺跡である。


                                                  記事・写真撮影 八木世話人


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スタート直後 川津周辺
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黒岩天満宮で休憩
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急傾斜の登山道
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鞍部分岐で休憩
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山頂手前は車道を歩く
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山頂で記念撮影
no07
眼下を見下ろしながら昼食
no08
高松方面をバックに撮影
no09
明神原遺跡で撮影
no10
緩やかな下り道
no11
緩やかな下り道
no12
下り道途中の紅葉
no13
遺跡説明
no14
遺跡説明
no15
途中山腹より飯野山