第58回 香川歩こう会活動報告1)日 時 平成25年4月23日(火) 9時00分~14時30 晴れ 2)場 所 公渕森林公園周辺(二子山から嶽山) 歩行距離 15Km 歩行時間 約5時間 3)参加者 13名 4)概要 平成25年度最初の歩こう会です。今回は公渕森林公園周辺の二子山(191m)と少し東に位置します嶽山(205m) に挑戦しました。9時に公園第4駐車場に集合し、コース説明後歩き始めました。曇り空で歩くにはまずまずの気候です。 中央広場に向う道を歩き、道横にはチュウリップの花が咲いていました。城池の横を通り20分程で二子山登山口に到着。 皆さん上着を一枚脱ぎ登山支度です。傾斜のある山道を25分程歩き山頂に到着です。山頂からは高松市内や屋島が 一望でき、絶景の場所です。二子山のもう一つ善光寺山頂にも足を進めると山つつじが満開になっていました。休憩も そこそこに下山、城池まで引き返し、嶽山に向って更に歩きます。公園東口で小休止し、二ツ池の横を通り、吉田川に かかる丸吉橋を渡り、丸岡八幡宮の横を通り、香川用水沿いに歩き嶽山登山口に到着しました。この間、1時間程は休憩 なしで歩きました。登山口を少し過ぎた所で少し早い昼食タイムを取り、頂上を目指します。頂上の手前は鎖に摑まりながら の登山で少し厳しいものがありましたが全員25分程で頂上に到着しました。記念撮影を終え、下山。公渕森林公園に向い 帰路に着きました。途中、公園内に植物園があり、満開のシャクナゲ、少し早い藤棚のフジが疲れを癒してくれました。 予定の2時30分前に駐車場に到着し解散しました。本日の歩行は26,000歩でした。 【公渕池】 元暦二年(1185)屋島の浦で源氏と平家が激しく戦いました。平家の公達は義経軍の奇襲攻撃にあい、矢傷を 受けながらもある者は海へ、又ある者は山へと落ち延びて行きました。天も地もこうこうとした月の光に包まれ清浄 そのものの世界でした。公達に付き従う者もやがて一人減り、二人減り、そのうちいなくなっていることに気づきます。 ふと人の気配を感じて振り返ると、渕のあたりからお香のかおりが漂います。かおりが立ち込めた渕をのぞくと直衣姿 の友人や長い黒髪の姫御前が大勢集まり「笛とお琴をあわせましょう」「あとは酒盛りだよ」「月見の宴だからお歌も 読みましょう」などとはやしたて、公達を誘っています。公達は、自分の帰りを待っていてくれるものと思い、渕の中へ 身を躍らせました。一瞬月の光が砕け散り、再びあたり一面が冴え渡りました。こんなことがあってから、里の人々は この渕を公渕と呼ぶようになりました。その後、渕のほとりに堤を築き、田を潤す池になってから、公渕池と名付けられ ました。 (北条令子著「さぬきのおもしろ伝説」から) 記事・写真撮影 八木会員
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