第57回 香川歩こう会活動報告1)日 時 平成25年3月26日(火) 9時00分〜14時30 晴れ 2)場 所 JR国分寺駅〜国分寺〜五色台〜根来寺〜JR鬼無駅 歩行距離 15Km 歩行時間 約5時間 3)参加者 14名 4)概要 桜の開花が早くなり、風はやや冷たかったのですが、1分から2分咲きぐらいの桜を見ながらの歩こう会となりました。 9時に高松駅に集合し、JR国分駅まで移動、途中乗車の方もおられ国分駅で14名全員が揃いました。 国分駅から80番札所の国分寺へ、参拝を済ませ遍路道を根来寺方面へ進みます。途中「遍路ころがし」という厳しい 登り坂を一時間かけ歩きます。道の両サイドには1分から2分咲きの桜が沢山あり、疲れと汗を和らいでくれました。 11時過ぎに山上の県道を横切り、更に30分ほど進むと左が白峰寺右が根来寺の分岐点十九丁に到着。休憩の後 根来寺へ向かいました。15分程で五色台スカイライン分岐点に到着。ここで昼食タイム。山の上の桜はまだ蕾でしたが その下で食事を済ませ、根来寺方面へ出発。20分ほど歩くと根来寺に到着、参拝を済ませ門前で記念撮影。12時40分 に根来寺を出発、来た道を少し引き返しオレンジパークから左に折れ車道を鬼無駅に向い下っていきます。途中赤子谷の 「しだれ桜」を見学。5分咲きで艶やかなピンク色の花弁が印象的でした。14時40分に鬼無駅に全員到着し解散しました。 本日の歩きは約26,000歩です。 【白い崖(ギョウカイカクレキ岩)】・・・写真5段目真ん中 この白い崖を作っている岩石はギョウカイカクレキ岩と呼ばれる昔の火山活動の産物です。今から約1000万年前、瀬戸 内海地域は、激しい火山活動にみまわれました。その時の溶岩のかけらと火山灰が積もってできた岩石です。これは 五色台の下の方ならどこでも見られます。ここでは、ちょうど何枚かの層(地層)になっていて、水平に積もったはずのもの が大きく南に傾いています。また、この層に入ってきたカクレキ岩状の溶岩脈も見えます。これらはいずれも、当時の火山 活動の激しさを物語る大切な証拠です。めずらしい事にこのギョウカイカクレキ岩の中には、小さいけれども、透き通るように 美しい宝石、ガーネットが含まれています。 【根来寺の伝説”牛鬼”】・・・写真5段目右 今から400年くらい昔、このあたりに”牛鬼”(うしおに)と呼ばれる怪獣が住んでいて、人々を大変困らせていました。 そこでこの地方を治めていた殿様は、山田蔵人高清という弓の名人に”牛鬼”の退治を命じました。高清は根来寺の 本尊である千手観音にお願いをして、そのおかげで”牛鬼”を見つけ出しみごと退治したそうです。そして怪獣の角を 根来寺に奉納して、その菩提を弔ったと伝えられています。 記事、写真 世話人 八木会員
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