第48回 香川歩こう会活動報告1)日 時 平成24年4月24日(火) 9時00分〜14時30分 晴れ 2)場 所 タケノコの山(竜王山ミニ縦走)(財田町から琴平町) 距離 約13km 所要時間 5。5時間 3)参加者 14名(会員の奥様1名含む) 4)概要 高松市内は夏日となり、本日の歩こう会は実施には絶好の天気となりました。 本日のコースは財田駅から琴平に向けて箸蔵街道(四国の道)を歩きます。 JR琴平駅に9時に集合し、財田駅までJRで移動。準備体操をして歩き始めました。 のどかな田園風景の中を琴平に向けてしばらく歩くと道の両側には旬を少し過ぎたタケノコが 沢山生えていました。財田のタケノコは今年、豊作のようで途中で会った農家の人は「好きな だけ持っていきなさい」とお土産に頂きました。2時間程で「竜王展望休憩所」に到着し昼食を 取り休憩タイム。途中の道沿いや休憩所の周りにはワラビ、イタドリ、タラの芽など山菜が沢山 ありリュックサックはタケノコもあり満杯です。 12時30分に休憩所を出発し、またまた道の両側にタケノコを眺めながら牛屋口、金毘羅歌舞伎 が開催される金丸座の横を経由して14時30分に金刀比羅宮門前に到着しました。 ここで次回開催の「大麻山」を連絡して解散しました。 【樅木峠(もみのきとうげ)】 竜王展望休憩所を国道側に下ると樅木峠があります。かつては沢山の樅の大木があったそうですが 現在は1本だけ残っています。そこには世界で最初に飛行機の原理を発見した二宮忠八の碑が建って います。時は明治22年(1889年)11月9日の正午過ぎのこと、演習から帰途に着いていた丸亀連隊は この峠で昼食を取りそれが終わると行軍に移った。人影が少なくなると今まで谷間で飛んでいたカラスの 群れは兵隊の食べ残した残飯めがけて飛んできた。獲物に近づくとカラスは羽根を堅く張ったまま滑空 してきた。部隊の最後にいた衛生兵の二宮忠八はこのさまを瞬きもせず見つめていて、人間が空中を飛 ぶには両側に翼を張り、後方からこれを押し進める機械をつくればあえて翼を上下にあおる必要はないと 思いついた。それから研究を重ね4年後の明治26年4月29日丸亀兵隊場でカラス型模型飛行機を飛ば すことに成功した。世界最初のものだった。 【牛屋口】 旧伊予土佐街道(金毘羅街道)の面影が今も良く残っているところ。68基の石灯篭が立ち並ぶ牛屋口を 超え、象頭山の原生林の中の小径を下ると身も心もロマンに染まります。 記事・写真提供 八木世話役
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