第44回 香川歩こう会活動報告1)日 時 平成23年10月21日(金) 10時00分〜15時30分 晴れのち曇り 2)場 所 皇踏山(おうとざん) 距離 約15km 所要時間 6時間 3)参加者 10名 4)概要 天気予報では雨も予測されていましたが、当日は少し汗ばむほどの天気になり、山頂では吹くそよ風が 快い、絶好の歩こう会日和になりました。 高松港9:00発のフェリーで1時間の船旅を終え、小豆島・土庄港に到着。 福田行きのバスに15分乗ると 小馬越に到着。 ここから歩きのスタートです。 まず、皇踏山登山の途中に小豆島八十八箇所の1つ 『龍湖寺奥の院笹ヶ滝』に参拝しました。 そこは 絶壁の山腹に笹ヶ滝不動が奉られており、鎖付きの岩山を這うようにして全員が登り、健康と安全祈願を 行いました。 その後、笹ヶ滝不動の休憩場で昼食をとり、12時30分頃より皇踏山山頂を目指して登山を 開始しました。 先般の台風12号・15号による大雨の影響で、遍路道が通行止めになっていたため、少し 遠回りをして、一度龍湖寺まで戻り、滝宮集落と笠滝集落との峠の分岐点まで登り、尾根伝いに山頂を 目指しました。 途中、東峰展望台(376M)で休憩してから、一気に山頂まで進みました。 山頂到着は13時38分 記念写真を撮ってから小休憩後、下山を始めました。 西権現社を経由して、権現下展望台横より、今回一番の難関である岩場の急斜面をほぼ直線に40分程で 下山しました。 下山後は小豆島町の街中をフェリー乗り場まで歩いて、15:45発 高松港行きのフェリー に乗船しました。 乗船時間1時間で、無事高松港に到着し、そこで解散しました。 皇踏山(おうとざん) 皇踏山は小豆島の西端近くに位置し、標高393.8Mの美しい山です。 山頂近くからの瀬戸内海の眺めが良く、特に夕暮れ時の景観は素晴らしいものです。 もとは大戸山とか青門山とか呼ばれ『山城伝説』がありましたが、史料には残っておらず『小豆島肥土庄 八幡宮御縁記』や『紀伊国牟吾妻郡小山氏文書』によると、南北朝時代 備前国.飽浦の城主・佐々木信胤 が小豆島に寄り、吉野朝廷に応じた旨が記されているだけで、言わば<幻の城>でありました。 昭和52年から小豆島教育委員会が皇踏山山城遺跡調査団を結成し、調査を行った結果、中世の山城 廃城跡ということが明らかになりました。 記事・写真提供 八木世話役
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