第25回 香川歩こう会実施1)行き先 聖通寺山から青の山 (坂出市・宇多津町) 2)日 時 平成21年3月24日(火) 10:00〜16:30 晴 3)参加者 16名(内 女性は4名) 4)概要 天気は晴れたが、寒の戻りでこの時期にしては少し肌寒い中、最終集合場所のJR坂出駅 を10時15分過ぎに出発した。JRの高架線沿いを宇多津方面に3分歩くと、香風園に着いた。 香風園・・坂出市が生んだ明治時代の実業家・政界の重鎮 鎌田勝太郎氏の別邸として 建てられた日本庭園と純木造家屋を昭和30年に坂出市が買受け公園として市民 に開放していたが、JRの高架化工事に伴い、平成11年から2年の歳月をかけて 現在の所に移設・復元し、市民に開放している 香風園で15分くらい見学や写真を撮った後、高架下を西に歩き、さぬき浜街道に抜けた後は 瀬戸内海方面に向け北へ歩くと、常盤公園の道路標識が見える。そこを左折すると、直ぐに 塩釜神社の広い境内に着く。5分の小休憩を取って、なだらかな登り道を聖通寺山頂(117m) に向かって登っていく。途中、瀬戸大橋や坂出市内が見え始める。歩き始めて1時間15分で 頂上に着いた。頂上付近一帯は常盤公園になっていて、開花が始まった桜の木がたくさん 植樹されていた。また、お洒落な結婚式場があり、チャベルに出ると瀬戸大橋の全景が目の 前に見えて素晴らしかった。頂上の積石塚古墳に登り、12時まで昼食休憩をとった。 桜が満開までには、まだ早かったが快い風が吹きぬけ、気持ちがよかった。 積石塚古墳・・一般の古墳は盛り土で築造しているが積み石の古墳は全国的に珍しい 概ね直径12m高さ2mだが、東部分に2m膨らんで楕円形を呈している 古墳時代前期の積石塚の大半が讃岐に分布している 昼食後、10分位歩くと、10トンの大岩が片手で動くと言われる<ゆるぎ岩>を見学した。 実際に動かしたり、岩の上に登って揺るがしたりして遊んだ後、聖通寺境内まで一気に 下った。境内前で全員の集合写真を撮って、宇多津の中心地を通り、文化庁指定・登録有形 文化財<倉の館 三角邸>の前を通って、四国霊場78番札所郷照寺に行った。 倉の館 三角邸・・宇多津付近は江戸時代に高松藩の米の藩蔵や綿・砂糖の会所があり、 讃岐三白の集積地だった 現在の地名の倉の前と三角屋根の景観に因んで <倉の館 三角邸>と名付けられた 昭和初期に肥料販売業で財を成した(故)堺芳太郎氏が接客用のお座敷として 建造した 2階建ての純和風の建物と狭小ながらも風情をもった日本庭園そして 象徴的なとんがり屋根の洋館は目立っていた 今は平成8年に宇多津町が買受け、改修保存して町民に開放している 郷照寺で10分程度小休憩。そこで、東京から高松まで飛行機で、それから10日間は 歩いて四国88ヶ所霊場を巡拝しているご夫婦と出会った。 次に郷照寺の背景に見える青の山(225m)山頂展望台まで一気に登って行った。 展望台からは瀬戸大橋の全景・瀬戸内海・対岸の岡山県児島市の山まで展望できた。 この展望台は車でも行けますので、四国支部の皆さんは勿論のこと、土・日曜日・祭日は 高速道路の通行料金が最大1000円に値下げになったので、これを機会に全国の会員 にもお勧めしたい観光スポットです。 青の山山頂から宇多津駅までは下り道だったが、疲れた足には結構厳しかったが、予定の 16時に到着した。2人とはここで別れ、残り14名は16時9分発高松駅行きのJRに乗った。 徒歩距離 約15km 所要時間 約6時間 次回は4月14日(火)に開催します。
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