第14回 香川歩こう会実施


1)行き先   本島 (丸亀市本島町)
2)日 時    平成19年5月10日(木)
3)概 況   JR丸亀駅14名が集合してフェリーで丸亀港から本島港に上陸した。
       木鳥神社を通り、急な坂道を登ると八ケ峰・正覚寺に着いた。それから来た道を下り塩飽勤番所に
       着いて入館し、説明員から勤番所の歴史的説明を聞いた。
       そこから、長徳寺を通り散策路を登ると瀬戸大橋全景が間近に見られる遠見山展望台に出て
       昼食を食べた。
       展望台を下ってから、尾上神社を経て町並み保存地区の笹島を出てマッチョ通りを歩き、町並み
       保存センターの係員から説明を聞いた。
       本島・・丸亀港から北9kmに位置する島で古来海軍の発祥地とも言われ、大名小名に次ぐ天領地
       塩飽勤番所・・瀬戸内海の潮流が微妙にぶつかり『塩湧く』風情から名付けられた塩飽諸島
         大小28の島々から散らばるこの海域に織田信長・豊臣秀吉を経て徳川幕府までの間、朱印状
         を得て1250万石の自治を許された650人の船方衆がいた。
         男達は大名に対し、『人名』と呼ばれ その中から選ばれた<年寄>が島の政治を司っていた。
         塩飽の要・本島にある塩飽勤番所は寛政10年(1798年)建築され、年寄たちが交代で政務を
         執った海の政所である。
       笹島・・重要伝統的建築物群保存地区
       木鳥神社・・現存する日本最古の芝居小屋『千歳座』を残す、木鳥神社は塩飽大工の伝統と
         かっての塩飽補修学校の技術を伝える。 塩飽補修学校は多度津工業高校の前身である。
         塩飽大工は善通寺の五重塔も建築したなど、高度の技術を持っていた。
                                                  記事 秋山世話役


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遠見山展望台で瀬戸大橋をバックに全員集合
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笠島の古い町並み
no03
塩飽勤番所で全員集合
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正覚院前で全員集合

   島を散策中