第191回 11月例会< 「鈴鹿山系の秀峰綿向山を“綿向山の日”に登る」 >


◆ 実 施 日  : 2017年11月10日(金)
◆ 時  間  : 9:00 日野町北畑口バス停集合~15:20 北畑口バス停解散
◆ 実施場所 : 日野町 綿向山
◆ リーダー : 高嶋 芳紀さん
◆ 参加人員 :  21名(うち家族会員3名、女性参加者5名)
◆ 天 候     : 晴れ 気温:15度(昼食時) 
◆ コース     : 日野町北畑口バス停集合~シャトルバスで西明寺口バス停~登山口~接触変成岩地帯
           (天然記念物)~表参道コース~7合目から冬道~綿向山山頂(昼食)~下山(7合目まで夏道)
           ~登山口~シャトルバスで北畑口バス停~解散   (徒歩4.5時間 8Km)
  
◆ 経 過(概要)

 ・9:00 近江バスの北畑口バス停に集合。交通が不便でJR近江八幡駅からバスで約1時間揺られて到着した参加
  者がほとんど。ここから更に日野町のシャトルバスに乗り5分ほどで西明寺口バス停に到着(標高約350m)。
  シャトルバスは、この日のために特別運行している。全員集合し本日の行動予定の連絡を行い、登山道が狭く
  追い抜きが困難で渋滞発生や隊列維持も難しい旨を説明。その後軽くストレッチを行う。   
 
 ・9:30 登山口に向け出発し軽い坂道を歩いていく。天然記念物の接触変成岩の露頭している所を通過すると地元
  の特産品やコーヒーを商っているテントが多数並んでいる。これも本日のみの催しで農家の人やボランティアが
  行っていると聞いた。日野町の職員も赤いジャンパーを着て要所要所に立って案内している。
  日野町の「綿向山の日」への力の入れ方がうかがえる。最後のテントで登山届を記載し、いよいよ登山道に入る。

  
 ・10:00 0合目のヒミズ谷出合小屋の所から九十九折れの登山道を登る。杉や檜の植林で視界は遮られて、ひた
  すら歩くのみ。だんだんと口数も少なくなってきた。

 ・10:40 3合目に到着し広い林道で小休止。平日にもかかわらず多くの登山客でにぎわっている。

 ・11:30 7合目の行者堂に到着、小休止。ここは日野綿向行者講による町の発展や無病息災祈願祭が行われる
  所で小さな祠がある。ここから先は混雑を避けるため冬道を登る指示がある。急登のためしばしば渋滞で立ち止
  まることがあった。

 ・12:10 山頂に達し「第22回綿向山の日 登山証明書」の交付を受ける。集合写真を撮ったが登山者が多く混乱し
  ていて全員揃うことができなかった。人混みの隙間に各自、場所を確保し昼食とした。山頂では日野町長の挨拶、
  楽器の演奏などお祭り気分。合間に地元山岳会の人が展望できる山の説明をしていた。

 ・12:40 下山は夏道の急な階段を下ることから始まるが、ここでも渋滞が発生し、思うように進めない。8合目付近
  の「風呂の谷」でも急峻な斜面に細い道を切ってあるため渋滞した。  
 
 ・13:40 3合目あざみ小屋に到着し、地元の女性会が淹れたコーヒーなどを購入してゆっくり休憩した。その後、
  九十九折れを下り登山口に到着。
 
 ・14:55 シャトルバスで北畑口バス停に帰着。ここで解散し15:23発の路線バスで帰途に就いた。        

 *「綿向山の日」:鈴鹿山系で日野町に位置する綿向山は標高1110mあり、標高にちなんで11月10日を
  「綿向山の日」として日野町が制定しイベントを行っている。今年で22回目を数える。

・次回 第192回

 ・2017年12月21日(木) 
日程注意  「甲賀の城跡群を散策」
 ・JR甲南駅    9:40集合    ・ハイキングコース  L 西岡さん
 
 

綿向山案内板前


朝の連絡


接触変成岩の前


杉林の九十九折れを登る


明るい林道(3合目)


行者堂の前で(7合目)


頂上直下の急登をあえぐ


登山証明


山頂での集合写真


人混みの山頂で一服


人で賑わう山頂


雨乞岳・鎌ヶ岳が良く見える


山頂では演奏会も


夏道の急な階段を下りる


下り道でも渋滞

下山での休憩(あざみ小屋)


北畑口バス停で解散