第190回 10月例会< 「琵琶湖疏水の歴史散策」(雨天のため予定変更)



◆ 実 施 日  : 2017年10月19日(木)   時 間:9:30 JR山科駅集合~13:50 JR大津駅解散
◆ 実施場所 : 京都市山科区 大津市(逢坂、長等、地区等)
◆ リーダー : 阿知波 正義さん
◆ 参加人員 :  10名(うち女性会員1名)
◆ 天 候     : 雨 気温:17度(12時) 
◆ コース     : JR山科駅~山科疏水~小関越え~三井寺観音堂前~大津疏水運河~疏水取水口~
          琵琶湖周航歌記念碑~長等公園~長安寺〜JR大津駅   (歩行3.55時間 9km)
  
◆ 経 過(概要)

 ・JR山科駅に9:00集合。あいにくの雨天で参加人員は10名。予定の如意ケ岳支峰(大文字山)は連日の降雨で
  危険なため、コ-ス変更を提案し、名づけて 「琵琶湖疏水の歴史散策」とし、山科から疏水沿いに進み、小関峠
  を越え大津まで歩く。   
 
 ・服装を雨に備え、9:35出発。なぜか一時雨が止み薄日も差す。洛東高校前から増水した山科疏水沿いを歩く。

  
 ・JR湖西線工事のため新設された諸羽トンネルを覗き、一燈園前を通る。約10万坪の敷地に約300名が無報酬奉
  仕をしているという。遊歩道を清掃している一燈園の方にも出会った。

 ・名選手を輩出した四ノ宮テニスクラブを疏水越しに見て、第一トンネル西口あたりまで来ると再び雨が降る。

 ・普門寺前で小休止。ここから山道に入るが、登り坂での雨着着用は暑い。国の史跡・第一竪坑からは二方向に
  トンネルが掘られたが、大量の湧水で難工事になったという。

 ・「峠の地蔵」から小関越えは下り坂になる。西国十四番札所・三井寺観音堂前を通る。

 ・第一トンネル洞門からの大津運河沿いは桜の名所で、明治天皇聖跡や第一疏水取水口、揚水機場などがある。   
 
 ・第二疏水取水口を見て、運河やトンネルを掘削した土砂で築かれた埠頭にある旧三高艇庫を訪れる。小口太郎が
  「琵琶湖周航の歌」を発表して、今年は100年になる。近くの記念碑で集合写真を撮る。
 
 ・運河沿いに来た道を戻り、12:15長等公園のあずま屋で雨を避けて昼食。食後、9月に実施した特別企画の
  冊子の配布と来年度の特別企画及び11月度の打合せを済ませ、13:20出発。         

 ・長等公園を抜け長安寺に立ち寄る。ここは関寺跡で多くの古典に記述がある。境内の高さ約3.3mの「関寺の牛
  塔」は本堂の建築木材を運んでいた牛の死を供養するため藤原道長らが建てたと伝わる。石造宝塔として国重文
  に指定されており、古の面影を今にとどめる。

  ・JR大津駅に13:15到着。挨拶を済ませて散会する。
 
 ○ 10月度歩こう会は、雨天のため予定を「琵琶湖疏水の歴史散策」に変更して実施した。
   「注意警報が無ければ安全に留意し《雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ》歩くのが「湖の辺歩こう会」の伝統的心意気。
   そのような一日を無事終えることができた。」

・次回 第191回

 ・2017年11月10日(金) 
日程注意  「鈴鹿山系の秀峰綿向山を「綿向山の日」に登る(標高1110m)」
 ・近江鉄道バス 北畑口バス停 9:00集合    ・山コース   L 高嶋さん
 
 

雨の中JR山科駅に集合


あいにくの雨  参加は10名の猛者


高島会長よりコース変更を提案


コースを変更し琵琶湖疏水歴史散策へ出発


大津に向かい山科疏水沿いを歩く


鴨と一緒に疏水沿いを歩く


道端の黄色の秋桜に和む


一燈園前に至る


ここまでは雨が止んでおり歩き易い


降雨になっての山道 小関越え


雨が降り続く


登り坂での雨具着用は暑い


坂道で立ち止まる脇濱さん


すこし小雨になってきた


そろそろ下り?



疏水沿いで集合写真


第一疏水取入口が見えた


第二疏水取入口の見える所へ到着


「琵琶湖周航の歌」の記念碑前で


「びわ湖周航の歌」の歌碑前にて


長等公園のあずま屋で昼食を摂る


関寺の牛塔の前で


長安寺内の関寺の牛塔


13:50 大津駅到着


挨拶をして散会