第181回10月例会
<湖南アルプス太神山「巨大な岩の上に建つ不動寺を目指して」>


◆ 実 施 日  : 2016年10月20日(木) 時 間:帝産バス湖南アルプス登山口 9:30 集合、同所14:55 解散
◆ 実施場所 : 滋賀県大津市
◆ リーダー : 南岡 斡次さん
◆ 参加人員 :  29名(うち家族会員5名)
◆ 天 候     : 晴れ 気温:24度(9:00)   
◆ コース     : 湖南アルプス登山口バス停 ~ 迎え不動 ~ 泣き不動 ~ 不動寺 ~ 太神山三角点
          ~湖南アルプス登山口バス停                     (歩行3時間9km) 
 
◆ 経 過(概要)
09:30 ・帝産バス湖南アルプス登山口集合。 新入会員の紹介とコース説明の後、ストレッチ体操で身体をほぐす。
 
09:50 ・出発。今回のコースは標高112mの集合地から、標高600mの太神山山頂を天神川に沿って往復する。
       コース道は林に覆われ直射日光を避けてくれる。木の枝にアケビの実を吊っている風情に話が集まる。

10:20 ・約30分で「迎え不動」に着き休憩する、太神山の歴史について会員から解説を聞く。
      (*古くは巨大な檜木で覆われていたが、藤原宮造営や東大寺・延暦寺等の建立に切り倒されハゲ山と
        なったという。後に徳川幕府が伐採を禁じ、苗木の植え付けを命じる。爾来、ヒメヤシャブシ、クロマツ
        などを植樹。砂防工事を続けて2014年3月に緑化を達成した。)  

10:45 ・不動寺まで2.2kmの地点に着く、「たなかみふどうみち」の標識方向に右折する。アスファルト道から地道
       になる、短い橋を渡ると花崗岩がU形に風化した急な登り道になる。ここはコース一番の難所。汗だくとな
       るが踏破し、地蔵尊の小屋で小休憩(11:05)。
       小屋内に書が貼ってあり( 陽行は徳を貪るなり 隠行 は徳を積むなり )と書かれている。
       なだらかな尾根道となり軽快に進む、雑木林を渡る風が爽快である。


11:30 ・「泣き不動」着。数分で二尊門をくぐり不動寺の境内に入る。 

12:00 ・不動寺の社務所に到着、予定時刻丁度である。 25分の昼食休憩後、歩こう会11月実施予定の説明と
       松愛会行事の連絡、不動寺の縁起について会員の名解説を聞く。 
 
      ・急な階段に息を切らせながら不動寺本堂に着く。本堂は斜面に巨木を組み立てその上に乗せた構造、
       更に巨大な岩に寄り懸っている。天台寺門宗の寺で南北時代の建築とされている。
       堂前で集合写真を撮り、太神山山頂へ向う。三角点を確認し、奥の院に参拝する。 

12:55 ・本堂に戻り巨岩のくぐり抜けを通る、これより登山口へ向け下山開始。 

14:40 ・湖南アルプス登山口へ到着、クールダウン体操で疲れをほぐし解散。

・次回 11月17日(木) 第182回例会  北近江の秋「田上山砦と菅山寺・樹齢1300年のケヤキ」    
                          JR木之本駅 9:30集合 


いざ出発


先生の解説を聞く


中腹から大津を望む


泣不動


待っていた昼食


最後の一登り


懸造りの不動寺





太神不動寺前で


巨石の通り抜け


バスの時間を気にしながら下山開始

 
もうすぐバス停