第174回 2月例会 <安土城と城下町を訪ねる>


◆ 実施日    : 2016年 2月18日(木)  時 間:9:30 ~14:20
◆ 実施場所 :  近江八幡市安土町
◆ リーダー : 西岡 壯さん
◆ 参加人員 :  34名(うち女性:8名、うち家族会員5名、他地区会員:3名)
◆ 天 候     : 快晴 気温:14度(13時)   
◆ コース     : JR安土駅~沙沙貴神社~浄厳院~常楽寺港~よし笛ロード~活津彦根神社~安土城跡~
          新宮大社~セミナリオ跡~JR安土駅                (歩行 3.5時間・10km) 
 
◆ 経 過(概要)
 ・09:30 JR安土駅に集合。快晴・微風の絶好の行楽日和に恵まれ、京都の会員さんが安土城跡を見学したいと
        飛び入り参加するなど大勢のメンバーが参加しました。恒例の入念な準備運動と行程説明の後、出発し
        ました。

       ・最初は沙沙貴神社。ここは近江源氏佐々木氏の氏神様。今も全国の佐々木一族がここを守っておられ
        る。佐々木、六角、京極、黒田、三井など200以上の姓に分家しているとのことです。
        古くて広い境内で熱心に見学、予定時間をオーバー。境内には珍しい樹木が沢山あり、なんじゃもんゃ
        の木には5月に珍しい花が咲きます。

 ・11:00 金勝山浄厳院に到着。荒れていた旧寺を織田信長が再建し、「安土宗論」が行われたお寺として有名で
        す。本堂、楼門は 重要文化財で400年余りの歴史が残っています。     
 
       ・安土の街並みを歩いて「常楽寺港」へ向かう。かってはこの港がこの地の産物の集積港であり、信長も
        度々利用していたとのことです。信長がここで相撲大会を行った記述が残っています。

       ・ここから西の湖へ続く川沿いをのんびりと散策。川には多くのカモが群がっていました。西の湖沿いの
        サイクルロード「よし笛ロード」を少し歩き次の目的地へ。

       ・活津彦根神社に到着。井伊家二代目直孝が大阪冬・夏の陣の時、ここで必勝祈願したそうです。
  
      
 ・12:15 安土城跡に到着。昼食時間を過ぎていたが山頂まで登る事に!入場料700円と高い料金を払って、
        一気に山頂の城跡を目指しました。

       ・急な長い石段を喘ぎながら上り詰めると400年以上前に積み上げた巨大な石垣が現れ、戦国の世に
        タイムスリップした感がありました。

        ・天主台跡から近江の絶景を見ながら遅い昼食。好天に恵まれ360度の絶景を満喫しました。

       ・城内にある総見寺の三重塔、二王門を見学し、集合写真の後帰途に就きました。
       ・城下町の真っ直ぐな道を進むと「新宮大社」があり、信長が相撲好きであった証が残っていました。
  
       ・街道を少しそれて「セミナリオ跡」に行きましたが、整備中で遠くから眺めるだけに終わりました。
 
 ・14:30 JR安土駅に到着。無事に全行程を終了。好天に恵まれ参加者も多く楽しい一日でした。
        織田信長がこの地に「安土城」を築城、天下統一を目指すも殺され挫折。安土城天主閣は僅か3年で
        焼失しました。しかしこの城は近世城郭の出発点であり、日本独特の城郭史が始まっていきます。
        織田信長の偉大さを感じる一日でした。
 
  ・次回 3月17日(木) 175回例会  「時代を変えた【近江の鉄砲鍛冶・国友】」  集合:JR虎姫駅 10:00 


集合場所の安土駅前


入念な準備体操


田んぼ道をのんびりと


常楽寺港。この頃は集団がバラバラとなる


安土城大手道を直登


安土城天主台。眺望を楽しむ


総見寺下り坂

 

三重塔の前で


安土城大手道にて