第166回月例会 <小関越えで 「桜の山科疎水へ」>


◆ 実施日    : 2015年 4月9日(木) 10:00JR大津駅集合、15:00JR山科駅解散 
◆ 実施場所 :  滋賀県大津市、京都市山科区
◆ 行き先  : 小関越えで 「桜の山科疎水へ」
◆ リーダー : 阿知波 正義さん
◆ 参加人員 :  47名(うち他地区1名、家族会員4名、女性:11名)
◆ 天 候     : 花曇り 気温:推定16度(13時:山科疎水諸羽公園)   
◆ コース     :  JR大津駅~長等公園〜小関越え〜山科疎水〜毘沙門堂~JR山科駅 歩行4時間 9km
 
◆ 経 過(概要)
  ・JR大津駅前公園10:00集合。「湖の辺歩こう会」橋本会長より退任挨拶、高嶋新会長の就任の挨拶があり、
   合わせて支部の会計監査後、会計担当を阿知波より順次西岡氏に移管することを連絡。17年に及ぶ橋本氏
      のご尽力に感謝申し上げると共に、こころよく役務をお引き受け頂いた高嶋氏、西岡氏に拍手。

    5月度バスハイクの連絡、本日のコ-ス説明、ストレッチ体操をした後、10:30出発。今回より支部で用意頂
    いたハンドマイクの使用で連絡の徹底が容易となる。

  ・京阪電車京津線の踏切を渡り短い急坂を登ると大津の街が一望できる。長等公園の桜は散り初め。ここは、
    平忠度も訪れた古来桜の名所。

「さざ浪や しがの都はあれにしを むかしながらの 山ざくらかな」  忠度

  ・小関越えは大津と京都を結ぶ間道。三井寺から今熊野観音へとめぐる西国三十三所巡礼の道
   でもある。松尾芭蕉も「野ざらし紀行」の途上、この峠を越えた。

「山路来て 何やらゆかし すみれ草」 芭蕉 

  ・緩い坂道を約1.5km歩くと小関峠。小休止。峠の地蔵尊は、琵琶湖疎水掘削時発見されここに祀る。足元を
   第一疎水と第二疎水の2本のトンネルが走る。旧道を藤尾へと下る。
 
  ・藤尾で本日の飲物を仕入れ、参加者に配る。体調不十分の方に家まで同伴頂いた世話人に感謝。
 
  ・山科疎水に出ると日差しもあり散り初めの桜もまた趣がある。思いがけず途中から「歩こう会」の先輩の参加が
   あり、差し入れを頂く。かたじけなくももったいなきこと。

   12:40山科疎水諸羽公園で昼食、休憩。ゆっくりと花とお酒を楽しむ。支部より総会の連絡等あり全員写真を
   撮る。13:50出発。

  ・疎水に沿って菜の花も咲くが、最近鹿に食べられる由。疎水の途中から毘沙門堂に向かう。ここは桜と紅葉の
      名所。参詣後境内の枝垂れ桜の前で記念撮影。再び疎水に戻る。

  ・京都府立洛東高校前まで疎水沿いに歩く。当校の生徒は礼儀正しく道行く人に挨拶をする。我々も応じる。
   JR山科駅15:00着。諸連絡は既に済ませているので5月度バスハイクを約して散会。

 
   ・今年に入り「歩こう会」の行事は天候にめぐまれなかったが、4月度はまずまずの天気となり47名と多くの
   参加を頂く。大津から小関越えで山科疎水へと今年の見納めの花見ハイキングとなった。
 
 
大津駅前での準備体操


長等公園の桜絨毯道

 
小関峠の地蔵尊


桜並木の下


山科疎水諸羽公園で記念写真


毘沙門堂の枝垂れ桜


枝垂れ桜の前で記念写真