湖の辺歩こう会  第155回月例会

               「琵琶湖大橋を歩いて渡ろう」    

 

◇実施日:2014年3月20日(木) 9時45分~13時10分    天候:雨、気温:6度(10時) 

◇場 所 :滋賀県大津市堅田地区

◇コ-ス :JR堅田駅~ヴォーリズ教会~琵琶湖洪水記念碑~浮御堂~堅田港~堅田漁港~出島灯台~
       伊豆神田神社~琵琶湖大橋の往復~道の駅米プラザ(昼食)~堅田内湖~JR堅田駅(解散)
              <歩行距離:10km>

◇参加者: 8名(うち家族会員1名)


◇経過(概要)
・朝からの大雨、天気予報では大荒れになるとの予報。どうなるかと心配し、思案しながら集合場所に電車で
 移動する。

・JR堅田駅に9:45集合。駅の自由通路で本日のコース説明と軽い準備運動を行う。駅にはしばらくの間、
 例会を休んでいたKさんも元気な姿を現し一同安堵する。 

・10:00 出発、堅田地区の狭い道を雨傘をさし通行車両に注意を払いながら湖岸方向に向かって歩く。
 ヴォ―リズ建築の堅田教会を仰ぎ見ながら更に進むと小学校校門の脇に、明治29年の琵琶湖洪水時の
 到達水位記念碑がある。人の頭上ほどの所まで水が溢れ出たことに驚く。

・浮御堂の付近には資料館や人気の和菓子屋さんなどがあり観光シーズンの喧騒を想いうかべながら外回り
 から見学する。雨天なので見学者もちらほらといったところ。浮御堂は平安時代、恵心僧都が湖上安全と
 衆生済度を祈願して建立したという。現在の建物は昭和12年の再建によるもの。

・ここからは湖岸に沿って北上し堅田港、居初邸庭園を横目で見ながら、堅田漁港に至る。漁港事務所前には
 芭蕉の句碑が あり阿知波さんに解説していただき一同納得する。 漁港には数多くの作業小屋が整然と
 並んでいるが、荒廃した様子が窺い知れる。また大小の貝殻がうずたかく捨てられており数千年後には貝塚
 として出てきそうな趣。造船所や琵琶湖大橋を進行方向に臨みながら出島灯台をめざす。出島(でけしま)
 灯台は1875年(明治8年)に客船「満芽丸」の転覆事故で47人が亡くなり、これを機に船会社が建てたもの
 である。木造で高さ7.8m。

・琵琶湖大橋の歩き渡りは雨天のため計画変更し西詰から中間点までを往復する。5%の上り勾配でほんのり
 汗ばむが、下りは軽快。先ほどの浮御堂が遠くに望める。

・11:50 道の駅米プラザにて琵琶湖の対岸・商業施設と琵琶湖大橋を眺めながら昼食を摂る。昼食後、堅田
 内湖の淡水真珠養殖の筏を見ながら堅田駅に向かう。

・13:10 堅田駅で解散し帰途に就く。荒天であったが楽しい散策でした。

本日のリーダーは高嶋さん

 *次回、4月例会は一週間早い4月10日(木)です。お間違えないようご参集ください。
  ①「草津川の花見ウォーク」                   ・ハイキングコ-ス          L.西岡さん
  ②JR草津駅東口/10:00集合  
  ③(歩行3.5時間10km) JR草津駅~草津川堤防~桐生~草津川堤防~JR草津駅


本日のコース説明


ヴォ―リズ建築の教会


雨の浮御堂


出島灯台にて


琵琶湖大橋ほぼ中間点の展望所にて


米プラザから琵琶湖大橋を望む