湖の辺歩こう会  第154回月例会

               大阪平野の眺望が美しいハイキング道「太閤道」  

 

◇実施日:2014年2月20日(木) 9時45分~15時00分   晴 気温:6度(10時) 

◇場 所 :大阪府高槻市、島本町

◇コ-ス :歩行・・・4時間 9km (ハイキングコース)
             JR高槻駅~磐手橋~金龍寺跡~太閤道~展望所(昼食)~三等三角点~四つ辻~
                    岩肌の見える足元の悪い山道~若山神社~JR島本駅(解散)

◇参加者: 34名(うち家族会員4名 他地区4名)


◇経過(概要)
・9:45 JR高槻駅中央口集合。連絡・ストレッチを行うため西武デパートの東側広場に移動。本日のコースの
 説明の後、ストレッチを念入りに行った。 同時に、昨日逝去された故斎藤吉治さんの冥福を祈り全員で黙祷を
 行った。
 
・10:20 出発。スタートは高槻市内の整備された道路を登山口の磐手橋に向かって進む。やがて登山口に近
 づくと大型重機が目立つ工事現場を通りぬける。(名神と新名神の合流地点のようだ)
 コースは川沿いの登り道になり、川を何度かわたり、高度を少しずつあげていく。金龍寺跡に近づくとつづら折り
 のところもあった。
 
・11:30 金龍寺跡に到着。本堂などは昭和58年失火により焼失し、跡地には今でも燃え残渣がある。前庭に
  は大きな池もあり、往時は栄えていたことがしのばれた。当時は桜の名所でもあったようで、能因法師や西行
  の歌にもみられ、桜の研究者の笹部伸太郎も桜の調査に訪れている。
 
・ここから太閤道に入る。豊臣秀吉が明智光秀と戦うため中国大返しで山越えに使った道であることからこの名
 前が付いたとされている。金龍寺跡を抜けると少しの登りはあるがやがて若山の稜線に入りアップダウンの少
 ない歩きやすい道になった。この途中の頭上には4か所の高圧送電線があり、この最初の送電線を通過して 
 すぐに大阪平野を展望する絶好の箇所があり、ここで昼食をとった。
 少し霞んではいるが好天にめぐまれ又、風も無く2月とは思えぬ絶好の気象条件であった。近くの保育園児達
 も保護者同伴で来山しており、地元の人には適当なハイキングコースように思えた。
 
・集合写真を撮影した後、出発。途中三等三角点を左に見過ごしながら進む。道が舗装道に入ると三川合流点
 のビユーポイントは間近である。
 
・三川合流及び対岸の男山の石清水八幡宮などを遠望したあと、四つ辻に向かった。 ここからは岩肌の見える
 狭い道を若山神社に向かって下って行く。以前の雨で隣接のゴルフ場のネットフェンスが倒れ非常に通過し難
 い場所もあったが、全員無事にクリアして若山神社に到達した。
 
・ここから帰路のJR島本駅へは下りの一本道で、島本駅で 15.00 頃解散した。
・1日無事行事を終えたことは天候にも恵まれ、かつ参加者の全体の協力のおかげと感謝しています。

本日のリーダーは丸市さん

 次回は、2014年3月20日(木)
  ①「琵琶湖大橋を歩いて渡ろう」          ・ウォ-キングコ-ス   L.高嶋        
  ②JR湖西線堅田駅/9:45集合
  ③(歩行4時間12km)JR堅田駅~浮御堂~琵琶湖大橋~なぎさ公園~琵琶湖大橋
     ~琵琶湖大橋米プラザ~JR堅田駅 

 
参加者集合写真(展望所)


高槻西武横でミーティング


名神をくぐり山に近づく

 

太閤道急な登り坂


金龍寺の石垣


龍神の池

 
金龍寺跡。広大


松食い虫の駆除


元気な保育園児と遭遇


絶景を見ながらの昼食


木津川、宇治川、桂川の合流点


若山神社


神社で一休み