近鉄京都駅へ定刻に29名が集合、8時24分発の急行に乗車し大和八木駅で下車。ここで他支部会員1名が
加わり参加者30名となる。 |
◆ 改札口でボランティアガイドと合流し、駅前の橿原文化会館に移動。諸連絡とコース説明をし、ガイドさんの
数字体操で体をほぐし出発した。 |
◆ 「八木札の辻」に着く。ここは古代から奈良盆地を東西に横断する道路と南北に縦断する道路が交わる
重要な幹線道路の交差点であった。 |
◆ 「八木札の辻」界隈は、伊勢街道と吉野方面への中街道との交差点として、江戸中期以降伊勢や大峰山
へ の参詣・巡礼客で賑わい、多くの旅籠があった。その中のひとつ平田家(旅籠)は現存し、「八木札の辻
交流館」として公開されている。 |
◆ 藤原宮跡に向かう途中で「お房観音」へ立ち寄る。一願成就「千手十一面観音」のあるお寺で、ぼけ封じが
知られているとガイドの説明があった。よく手入れされた庭園が美しい。 |
◆ 11:00にJA奈良県藤原京宮資料室に到着(11:00)。藤原京の模型(1/1000)があり、日本初の条坊制
の都を細密に再現してあった(製作費は一億円とのこと)。ビデオの解説を見る。 |
◆ 左前方に香具山、右手に畝傍山、背面に耳成山が見える。 ここは藤原宮跡。天武天皇が都を計画し、皇后
の持統天皇が建設したが16年間の短命の都であったとの解説があった。 |
◆ 彼岸花とホテイアオイの花を見ながら畦道を渡り、元薬師寺跡へ到着。天武天皇が皇后の病気平癒を願って
建立したが、平城遷都にともない奈良西の京にある現在の薬師寺に移転されたとされている。 |
◆ 社会福祉総合センター前の木陰で昼食休憩40分を楽しむ。次年度の夏スペシャル計画について担当から
の説明後、13時過ぎ出発する。 |
◆ 神武天皇陵へ参拝後、藤原考古学研究所付属博物館の展示物を見学する。1838年から始まったの発掘
調査の出土資料を展示しており、「目で見る日本の歴史」を訴求している。 |
◆ 予定コース最後の橿原神宮に参拝する、畝傍山の麓に鎮座し、神宮の森が荘厳な雰囲気を感じさせる。 |
◆ 橿原神宮前駅着、ガイドさんにお礼を述べ、予定通り15:37分発の急行に乗る。京都へ計画の時刻通り
16:48分到着。全員事故なく帰宅した。
本日のコースリーダー 南岡斡次 |