第131回 「歴史を変えた“明智越え”古道を歩く」
◇ 実施日 2011年10月20日(木) 快晴 10時気温 22℃ ◇ コース ・保津峡駅〜明智道口〜明智越分岐〜鉄塔(昼食)〜峰の堂跡〜簾戸口〜JR亀岡駅。 歩行4時間10km(山コ−ス)。 ◇ 参加人員 35名(内 ご家族4名 京都南支部会員2名) ◇ リーダー 南岡 斡次 ◇ 経 過(概要) ・ 水尾川に沿って上流へ向かう、アスファルト車道を進み約30分で明智道登山口に着く、服装調整と水分補給など小休憩。
|
|||
保津峡駅前で諸連絡 |
駅前を出発 |
登山道口 |
|
・ 谷川に沿って歩き約10分で「明智越え分岐」に着く、ここから明智越え道になる、直進すれば水尾集落から愛宕山、左折し丸木橋を渡り逆コースになるが亀岡に向かう。 ・ 杉林の道が徐々に登り坂、スズメバチ注意の表示に緊張、間もなく急坂となる、「先頭が速い」のクレーム、「ユックリ歩こう」の声、急に視界が開けた送電線鉄塔に出る。 ・ 対面の山に村が見える、斜面に沿って建つ家並みの景観が美しい、明智軍の人馬もこの道を踏みしめ行軍したのであろうと想像する、悲しい歴史である。 |
|||
丸木橋を渡り明智道へ |
急な坂道 |
坂道を登り切り集落の眺め |
|
・ 昼食予定地の送電線鉄塔が立つ尾根へ11時40分着、晴天の山頂からの眺めはすばらしい、北側に亀岡の町が遠望、西側には山々が重なり送電線が続く。 ・ 眺望を楽しみながら昼食を済ませる、集合写真を撮り次月催行など諸連絡、亀岡駅へ向け出発、ここから緩やかな下り道で亀岡駅まで約80分の行程。 |
|||
亀岡の町が遠望できる山頂で |
木陰で楽しい昼食 |
||
・ 峰の堂跡(無念の堂)を経て、途中休憩を挟み簾戸口へ着く、ここは「明智越」の入り口、「明智越」の大きな解説看板があり全員が読む、「ときは今、天が下知る五月哉」。 ・ 明智軍は三つ[明智越(神越)、唐櫃越、老ノ坂越]に分かれ本能寺へ向かったことを知る、 阿知波さんの補助解説を聞く、解りやすい説明に全員から大きな拍手。 |
|||
簾戸口の明智越案内板を読む |
明智越の案内板 |
||
・ 民家の盆栽や庭木をながめながら、歩いてきた山並みを振り返り確認、保津峡下りの船乗り場前を通り、駅前のコスモス畑を 見ながら亀岡駅14時30分到着し解散。 ・ 晴天に恵まれ、山麓から吹き上げてくる尾根の秋風は快適であった。事故なく踏破できたことは何よりも幸いでした。参加して良かったとの声に安どする。 ・ 解散後、希望者のみ駅前すぐの明智光秀居城であった亀山城跡を見学した。 |
|||
亀岡駅前から明智越えの山を見る |
亀岡駅前のコスモス |
明智光秀の居城であった亀山城跡 |