第131回 「歴史を変えた“明智越え”古道を歩く」 

実施日  2011年10月20日(木) 快晴 10時気温 22℃
コース

  ・保津峡駅〜明智道口〜明智越分岐〜鉄塔(昼食)〜峰の堂跡〜簾戸口〜JR亀岡駅。
   歩行4時間10km(山コ−ス)。

参加人員  35名(内 ご家族4名 京都南支部会員2名)   

リーダー 南岡 斡次  

経 過(概要)
 ・集合地のJR保津峡駅へ、定刻の9時30分に35名が参集。「明智越え」は昨年9月の催行であったが、前日の雨でコース変更を余儀なくした
  経緯があり、今回はそのリベンジである。

 ・駅前で参加者確認表へ氏名を記入頂き、参加人員確認、諸連絡とコース説明、ストレッチ体操で体をほぐした後「明智越え」登山道に向け出発。

・  水尾川に沿って上流へ向かう、アスファルト車道を進み約30分で明智道登山口に着く、服装調整と水分補給など小休憩。



 
保津峡駅前で諸連絡


駅前を出発


登山道口

・  谷川に沿って歩き約10分で「明智越え分岐」に着く、ここから明智越え道になる、直進すれば水尾集落から愛宕山、左折し丸木橋を渡り逆コースになるが亀岡に向かう。

・  杉林の道が徐々に登り坂、スズメバチ注意の表示に緊張、間もなく急坂となる、「先頭が速い」のクレーム、「ユックリ歩こう」の声、急に視界が開けた送電線鉄塔に出る。

・  対面の山に村が見える、斜面に沿って建つ家並みの景観が美しい、明智軍の人馬もこの道を踏みしめ行軍したのであろうと想像する、悲しい歴史である。

  
 
丸木橋を渡り明智道へ

急な坂道

坂道を登り切り集落の眺め

・  昼食予定地の送電線鉄塔が立つ尾根へ11時40分着、晴天の山頂からの眺めはすばらしい、北側に亀岡の町が遠望、西側には山々が重なり送電線が続く。

・  眺望を楽しみながら昼食を済ませる、集合写真を撮り次月催行など諸連絡、亀岡駅へ向け出発、ここから緩やかな下り道で亀岡駅まで約80分の行程。 

 
亀岡の町が遠望できる山頂で

木陰で楽しい昼食



・  峰の堂跡(無念の堂)を経て、途中休憩を挟み簾戸口へ着く、ここは「明智越」の入り口、「明智越」の大きな解説看板があり全員が読む、「ときは今、天が下知る五月哉」。

・  明智軍は三つ[明智越(神越)、唐櫃越、老ノ坂越]に分かれ本能寺へ向かったことを知る、

   阿知波さんの補助解説を聞く、解りやすい説明に全員から大きな拍手。


簾戸口の明智越案内板を読む

明智越の案内板

  ・  民家の盆栽や庭木をながめながら、歩いてきた山並みを振り返り確認、保津峡下りの船乗り場前を通り、駅前のコスモス畑を
    見ながら亀岡駅14時30分到着し解散。

・  晴天に恵まれ、山麓から吹き上げてくる尾根の秋風は快適であった。事故なく踏破できたことは何よりも幸いでした。参加して良かったとの声に安どする。

・ 解散後、希望者のみ駅前すぐの明智光秀居城であった亀山城跡を見学した。


亀岡駅前から明智越えの山を見る

亀岡駅前のコスモス

明智光秀の居城であった亀山城跡