第125回 「びわこ眺望ハイキング」伊崎半島一周自然観察

◆実 施 日 : 2011年3月17日(木)

◆参加人員: 21名

◆コース  : JR近江八幡駅前=堀切港〜伊崎国有林入り口〜眺望ポイント〜(Bコース)〜伊崎寺(本堂で説話を聞く)〜
         伊崎寺参道〜山甚水産〜国民休暇村=JR近江八幡駅(解散)

◆リーダー : 橋本  修氏      歩行 2.5時間 約 7Km    ハイキングコース

◆経  過  :(概要)

・駅前から国民休暇村行きバスに乗車 堀切港10:15着。降りしきる雪の中で本日のコースとカワウの糞害に対処する国・県・NPOの取組の概要説明、軽いストレッチ体操等を済ませ10:25出発。

・よく整備されたコースであるが積雪のため慎重に歩を進める。

・眺望ポイントに到着。(10:45)晴天なら絶景を堪能できるはずなのに降雪に視界を閉ざされ眺望は最悪、かすかに正面に沖島、左手に宮の浜・国民休暇村の建物が見える。

・小休止をし、半島中腹のBコースを「カワウの棲みつかない森」から「カワウが生活できる森」そして「カワウ被害埴生回復の森」 更に、「カワウの被害から守る森」を経て、伊崎寺に到着。(12:00) 気温は-1,5℃を示すが皆さんは頗る元気である。
 寺の本堂に案内頂き、お坊様から寺の縁起など詳しい説明をしていただき、あと境内の棹飛堂(巨大な岩がご本尊)を参拝、直下の湖面に13mも突き出した棹飛びで有名な棹を見る。

・記念写真を撮り、寺への湖からの入り口である浜辺で昼食を予定していたが、雪と風と寒さから寺を後にし、宮の浜公園目指し参道を下る。13:10腹の虫が泣く。

       
       

・山を降りてすぐの所に「山甚水産」の店が有り、琵琶湖の特産品が売られている 立ち寄り買い物をする。女将さんに昼食の場所に困っていると相談したところ、自宅の座敷を提供して下さった。座敷はこの2月18日に秋篠宮様が昼食を召されたと言う素晴らしい部屋で、エアコン・ストーブまでつけて頂き、感謝・感激の中で弁当を開けることが出来た。

・感謝し、買い物を追加して勇躍降りつのる雪の中、近江八幡国民休暇村を目指して歩む。

・14:30 休暇村に到着。バスの時間まで1時間待ち、暖かいロビーの一部を占拠。コ−ヒーやココアなどを注文し、歓談のひと時を過ごす。

・15:26 玄関前でバスに乗りこみ帰路に向かう。車内は貸し切り状態、車窓から見る雪景色も落ち着いた状況では素晴らしく写る。

 

・近江八幡駅に16:00到着。今年度最後の例会は変化に富んだ一日で、無事に過ごせたことに感謝して解散した


*東日本の大災害が発生し、救援もままならない時期、各地でイベントが自粛されている中で歩こう会の実施を如何するか悩んだが、こん  な時こそ前向きに進む事も大切な事と決行した。

*今回のコースは、H11年からカワウの糞害で枯死した森林の再生に取り組んできたNPOの活動が発展し、人と生き物が共生するこ とを願い、作られた遊歩道です。

       
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