第99回 古代探訪「栗東古墳巡りと安養寺」

◆実 施 日 : 2008年7月17日(木)

◆参加人員: 34名(内家族会員 3名)

◆コース  : JR手原駅〜稲荷神社〜自然観察の森〜東方山「安養寺」〜コミュニティセンター治田(昼食)〜
         {A班:安養寺山ハイキング/B班:安養寺境内88ヶ所巡り〜}出土文化財センター〜(解散)

◆リーダー : 森田 龍二氏 歩行距離 7km 3時間 

◆経  過  :

◇今回のコースは栗東観光協会の「古墳めぐりマップ」を参考に、A・B二つのルートを設定し、参加者が体力に合わせ選択できるように工夫した。

◇時季的に天候が心配であったが、催行日は梅雨明け宣言の翌日となり、一転して炎天の厳しい真夏日となった。

◇30人を越える参加者であったが、道中は最後まで熱心に見聞、また整然と行動し、盛夏への健康つくりに有意義な一日であった。


*JR手原駅前の稲荷神社で参加人員確認、初参加者の紹介、スケジュールの説明後、軽いストレッチで体をほぐし、10時20分「栗東自然観察の森」に向け出発。

*観察の森は、花の時季は過ぎていたが街中では見られないトンボなど、自然環境を保つための姿があった。


*安養寺では方丈の間で聖観音菩薩の前に座し、お寺の由来・開山・変遷等を住職より懇切丁寧、平易にユーモアを交え、解説を承った。(拝観料\300円)

       ・740年聖武天皇により勅願で良弁僧正が開基、1570年信長兵火で消失し、1684年再建。
       ・坊主とは修行を終え、構えた坊の主人の意で尊敬語。
       ・聖観音は各種観音像の源の形、手の蓮花は開花前で生まれ出た人の意。
       ・仏で12武像は2時間ごとの守備役、仏像は制作時代でお顔や姿が相違。


*コミニュテイセンター治田東へ12時15分着、冷房の効いた研修室で昼食を楽しみ約45分休憩。身体を休め午後に備え、13時出発。(室料\800+冷房費\800)

* 健脚組は安養寺山234mを縦走し、一般は安養寺境内88ヶ所霊場を巡り、栗東市出土文化センターで合流。頂上から琵琶湖と金勝山が左右に眺められ、軽快なハイキングだった。

* センターではボランティアガイドの案内で、和田古墳群、展示品の純金のピアス等を解説。さらに、出土品の復元作業場を見学、遙か昔の生活や社会に思いを馳せた。

*15時過ぎセンターでのミーティングで各々帰路を選択し、自由解散とした。

 
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