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『 聖徳太子が開創したと伝えられる
天台宗 阿育王山(あしょかおうざん) 石塔寺(いしどうじ) 』
東近江市石塔町860
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◆石塔寺の歴史
石塔寺(いしどうじ)は、聖徳太子が開創したと伝える天台宗の寺院で、かくれ里のような小さな田舎町 “蒲生” の中心にあります。
石塔寺の山上には石造三重塔を中心に一万基におよぶ石仏・石塔が群集しています。この石造三重塔は「阿育王塔(あしょかおうとう)」呼ばれておりインドのアショカ王がばらまいた八万四千塔のうちのひとつと伝えられいます。
この塔は、わが国に現存する石塔の中でも最大最古のもので、奈良時代前期頃(7世紀後半)に建設されたと伝えられています。基壇上に建つこの塔は7.5mと雄大なもので花崗岩製です。韓国・扶余に残る百済様式の塔に近似しており、天智8年(669年)に百済から渡来人が蒲生郡に移住していることから、これらの人々が建てたのではないかと推測されています。
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石塔寺には、司馬遼太郎、瀬戸内寂聴、白州正子、五木寛之などの文人が訪れ、著書の中に偉容誇る阿育王塔の美しさを絶賛しています。
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山上へは158段の階段を登ります。
その左側にも石塔がずらりと並んでいます
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山上の中央には、阿育王塔(あしょかおうとう)が祀られています
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阿育王塔を取れ巻くように多くの石仏・石塔が並んでいます
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右奥にも、石仏・石塔は数多く並んでいます
その数、全部で三万体と言われています
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◆石塔フェスティバル
今年で第28回となるフェスティバルは、地域の方だけでなく近隣からも多くの方で賑わいます
2017年の開催日は、8月20日(日) 18:00~ です
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第28回 石塔フェスティバルのパンフレット
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石塔寺本堂などに行燈の小径・炎の海が現れます
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阿育王塔と3万体の石仏にローソクの奉納されます
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年に一度の護摩供養も行われます
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手前の広場では、スタンプラリー、大鍋祭りやバザーなど、
色々な催し物が行われます
また、ステージでは「和太鼓」や「篠笛など和楽器」の演奏があり、
最後にお楽しみ抽選会も行われます
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2017年 7月
〈投稿者〉 東近江市在住 山中 利次 |
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