続編 『ペーロンは乗って漕いだらやめられない!』
|
|||||
◆「びわ湖ペーロン大会」は、1991年堅田の湖族船大会を参考に滋賀県ペーロン協会(現、ドラゴンボート協会)を設立し、第1回大会を開催してから2010年ペーロン大会で第20回を迎えました。 今大会は74チーム参加で全国屈指の大会へと成長しています。 主催:びわ湖ペーロン協会/びわ湖放送(株) 主管:滋賀県ドラゴンボート協会 多くの後援/協力/協賛を得て、今年も8月21日(土)記録的な猛暑の中、熱戦を繰り広げました。 |
|||||
びわ湖放送名物アナウンサーマッキーこと |
牧田さんの軽妙な話芸で開会式スタート |
||||
いざ出陣!やったるで〜 |
どんなもんじゃい! |
||||
それいけ〜・・・この辺りが一番苦しい |
|||||
頑張れ〜家族も必死で応援! |
|
||||
スタミナつけて 頑張るで〜 |
わ〜早いな〜 |
||||
マイ・パドルの陳列、強いチームは違うな |
さ〜いくぞ、気合いだ〜 |
||||
チョット一息!実況中のマッキーさん |
疲れた〜よう漕いだな〜 |
||||
|
|||||
<後記> ペーロン大会のテーマは「美しい琵琶湖を未来へ」です。 その実践の一つとしてこの大会が存在しています。 上手下手に関係なく、まず湖面にでて水に触れ、母なるびわ湖を体験。また湖岸に立ち、周囲の環境を体感する。 そのことにより、びわ湖の状態を認識し、環境保護の大切さに気付いてほしいと思います。 聞くと見るとでは大違い、見ると触れることの違いをペーロンを通じて私たち大人や子供たちに体感してほしいと願っています。 |
|||||
◆最後に、滋賀県ドラゴンボート教会が実施している大会を紹介します。 |
|||||
2010年 9月 (寄稿) 草津市在住 江本 克彦 |
|||||
<2010年9月掲載> | |||||
『皆さん!ペーロン(白龍)大会の起源をご存じですか?』 |
|||||
◆毎年8月の第3土曜日に大津市湖岸なぎさ公園サンシャインビーチで開催される「びわこペーロン」は、多くの観光客を集める琵琶湖の夏の風物詩として定着し、テレビや新聞にも大きく取り上げられています。 今年は第20回記念大会ということで全国から74チームが集い、灼熱の下、熱戦が繰り広げられました。 パナソニックグループもHA社を中心に第4回大会から、社会貢献活動の一環として活動の支援をしており、役員の派遣、賞品の提供をしております。 今回は趣向を変えて、ペーロン(白龍)大会の起源をご紹介いたします。 |
|||||
|
|||||
◆第1回の開催は、1991年で滋賀県と中国湖南省の姉妹提携を機に湖南省より2艇のペーロン船を寄贈されたことに由来します。
びわこペーロン大会の趣旨は「美しい琵琶湖を未来へ」を大テーマに、琵琶湖の環境を守る活動に参画し、参加者や未来を担う子供たちへの実践の場として提供しています。 今回は日本の各地で開催されている「ペーロン大会・龍舟大会」の礎となったペーロンの発祥の地、中国湖南省を訪ねたことを記します。 ◆ペーロンの発祥は紀元前278年、湖南省の洞庭湖に注ぐ泪羅江(べきらこう)に身を投じた愛国の宰相「屈原」の魂を鎮めるため、村人が龍舟に乗り、「チマキ」を投げ込んだことに由来するそうです。 (日本では5月5日、端午の節句にチマキを食べますがチマキの起こりは紀元前278年だそうです) |
|||||
屈原を祀る屈子廟 (清々しさと歴史の重みを感じる) |
地元チームと交流 (屈託のない明るさ、人なつっこさがいい) |
||||
岳陽国際龍舟大会会場 (3日間続く大きなイベント) |
湖南省を表敬訪問 (政府要人との会談) |
||||
湖南省の外事弁 (毛沢東像前にて) |
◇ペーロン発祥の地を訪ね、悠久の大地を実感。 |
||||
2010年 8月 (寄稿) 草津市在住 江本 克彦 |
|||||