『 ほたるが飛び交う町 守山市』
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◆守山市はゲンジボタルが住む街です。 ホタルは「きれいなせせらぎのある緑豊かな環境にしか生息しない」生き物です。 ゲンジボタルが守山の街中に乱舞するまでに蘇るには長い努力がありました。 |
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◆守山のゲンジボタルは明治の頃から有名で皇室にも献上され、1924年(大正13年)にはホタルの発生地と しては初めての国の天然記念物に指定されました。 当時は「夜道を歩く時には杖で草をたたけばホタルが一層光の度を増すので提灯はいらなかった」とさえ 言われています。 ところが、大正から昭和に至ると、有名になった守山ボタルの商売が盛んになり、乱獲に拍車がかかって ホタルは激減していきます。 更に、生活排水や工場排水、新しい農薬の河川流入などでホタルの住む川の環境が悪化し、守山ボタルは ほとんど絶滅してしまいました。 ◆その後、守山市では失われてしまった自然環境を取り戻し、「ホタルが飛び交うふるさと守山づくり」を 目指した活動を展開してきました。 研究者や市民、自治体、企業、学校などが一体となって協力し合い、平成 2年に守山市民運動公園内に「 ほたるの森資料館」を整備、平成11年には「はたる条例」を制定するなど、ホタルの自生を促す保護活動 が進められ、平成16年からは市民参画のもと『守山ほたるパーク&ウォーク』が行われています。 今年の『守山ほたるパーク&ウォーク』では5月28日のオープニング以降、6月13日までの間、ほたる祭り やほたる探検紀行、ほたるウォーク、ほたる夢灯(ゆめあかし)、コンサートなど、盛りだくさんのイベ ントが企画、開催されました。 |
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運動公園案内図 |
ほたるの森資料館 |
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資料館の案内板 |
ゲンジボタルの写真 |
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ほたる保護区域守山市の看板 |
ゲンジボタル保護区域 |
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このせせらぎにほたるが |
ほたるの生息地 |
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憩いの場 |
運動公園と隣接 |
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「まちなかたそがれ音楽祭」の模様 |
守山ほたるパーク&ウォーク |
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マンホールにもゲンジボタルが |
シンボルロゴ |
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■守山市ほたるの森資料館のご案内■
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<アクセスマップ> |
◇開館時間 : 午前9時〜午後4時30分 ◇休 館 日 : 毎週 火曜日 祝祭日の翌日 年末年始(12/28〜1/4) ◇入 館 料 : 無 料 ◇駐 車 場 : 114台(市民運動公園内) ◇アクセス : JR守山駅から近江鉄道バス 市民ホール前下車すぐ ◇問合わせ : ほたるの森資料館 TEL/FAX 077-583-9680 |
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2010年 6月 (寄稿) 守山市在住 植木 龍夫 |
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