膳所城の案内
慶長6年、徳川家康によって築城された水城。明治維新後は廃城となる。本丸跡が現在公園となり残っている。
桜の名所として知られ4月には桜まつりでにぎわう。
     
城跡公園に入る門。瀬田の唐橋を守護する役目を膳所城は担っていた。

膳所城跡を示す碑。
廃藩置県・版籍奉還に際し他藩に先駆けてこれらを行った。琵琶湖の湖水に洗われた石垣の度重なる崩壊による財政窮乏の理由であった。
桜並木の遊歩道 琵琶湖に突き出した膳所城本丸跡
公園内の子供の遊び場
北側に残る石垣。琵琶湖が石垣の下に迫っている。
徳川家康は膳所城を藤堂高虎に縄張りさせた。慶長4年、本多俊次が7万石で入封。本多氏が13代康穣まで代々続き明治にいたる。葦が湖岸にそって風にゆれ、朝夕の散歩が楽しめる
木々の間から見えるのは近江大橋。城の端にはベンチが沢山置かれ読書する人、釣り糸を垂れる人、静けさを楽しむ人の姿が見られる。
所在地 滋賀県大津市本丸町

アクセス 
 電車 京阪電鉄石山坂本線 膳所本町駅下車 徒歩約10分
 車   名神大津IC 国道1号線 市道  膳所公園前 無料駐車場あり
取材 2006年7月 森 弘子