荒神谷・加茂岩倉遺跡見学 |
期日 | 9月16日(水) |
場所 | 出雲市斐川町、雲南市加茂町 |
参加人員 | 11名 |
山陰支部の社会見学として、荒神谷遺跡と、加茂岩倉遺跡を見学しました。 当日は雨が心配されていましたが、幸いうす曇りで熱くも寒くもない絶好の見学日和でした。 荒神谷遺跡は1983年、広域農道建設工事のための調査を行っている時に、調査員が土器を見つけ、周辺を調査したところ、翌1984年、当時全国で300本程度しか発見されていなかった銅剣が、まとめて358本出土されました。 これら銅剣は、隣接して発掘された銅矛・銅鐸と合わせて、2012年国宝に指定され、現在出雲市の「古代出雲歴史館」に展示されています。 発掘場所周辺は現在、5000株の古代ハスが植わっている池などを含む、広大な「荒神谷史跡公園」として整備されています。 加茂岩倉遺跡は1996年農道の工事中偶然発掘されました。 発掘された銅鐸は39個で、これも一か所から発掘された銅鐸としては我が国最多です。 この銅鐸は2008年に国宝に指定され、現在は銅剣と同様「古代出雲歴史館」に展示されています。 (情報 千田) |
参加者(荒神谷博物館前) | 銅剣発掘場所を見学する参加者 |
加茂岩倉遺跡ガイダンス棟 | 銅鐸の埋蔵状態(復元) |