「社会貢献委員会+支部長」里山来訪

期日 

参加者 
2011年11月18日(金)〜19日(土)

来訪者9名+山陰支部会員5名

「第3回現場体験・情報共有の場づくり」として、佐藤委員長以下本部社会貢献委員会のメンバーと数名の支部長の方が松江を来訪されました。

18日の午後松江駅に集合して、駅前の松江テルサの特別会議室で「情報交流会」を行いました。
「情報交流会」では山陰支部の平埜支部長から山陰支部の概要・社会貢献活動についての説明の後、質疑応答また社会貢献活動全般における意見交換などが行われました。

2時間余りの情報交流会の後は、場所を松江アーバンホテルに移して懇親会が行われました。
懇親会の後、町に出てカラオケ等で松江の夜を楽しまれた方もいらっしゃったようです。

19日は朝9時前から山陰支部が整備活動をしている「田和山自然学習の森」に行きました。
「田和山自然学習の森」は国指定の史跡「田和山遺跡」と松江市立病院に隣接した場所に有ります。

この森は荒れ果てていた森を、地元で結成されたボランティア「里山を育てる会」が間伐や植樹、道づくりなどの整備を行い、これまで絶えていた草花や虫も戻ってきました。
この整備に当たって、ここを所謂公園にするのではなく、弥生時代からの自然に戻すということで外来種などは一切排除する取り組みを行い、今では近くの小学校や公民館など自然学習の場として活用されています。

広大な敷地ですので、「里山を育てる会」では手が回っていなかった病院側の斜面を松愛会山陰支部が担当して植樹や月1回の草刈りを中心とした整備活動を行っています。

当日は天気予報では大雨ということで心配していましたが、幸い雨はそれほどひどくなく、風もありませんでしたので、予定通り実施するということで、最初に「里山を育てる会」の石井会長から「田和山自然学習の森」とその整備活動について懇切丁寧なお話しをいただいた後、石井会長の案内で森を見学させていただきました。

その後山陰支部の活動している場所に移動して、当初予定では支部の会員と一緒に草刈り作業を体験する予定でしたが、雨天で支部の活動が中止となったため、作業場所を見ただけで、国指定史跡の「田和山遺跡」を見学して本日の活動は終了となりました。
本日歩いた距離はさほどではありませんが、アップダウンの多いコースでしたので、あす以降足腰が痛くならないように祈っています。

活動終了後は松江温泉のニューアーバンホテルに場所を移して、昼食・入浴後解散して皆それぞれ帰路に着きました。


(情報 千田、写真 和田森)

情報交流会 石井会長のお話し
参加者(田和山の森展望台にて) 田和山遺跡頂上にて