王子製紙工場見学

期日 

参加者 
2011年9月28日(水)

12名

山陰支部の社会見学として王子製紙米子工場の見学を行いました。

王子製紙は日本一の製紙会社で、175の工場を有している中で、米子工場は4番目の規模の工場だそうです。

生産しているのは高級塗工紙(パンフレットやカレンダーなどに使用される厚手で表面が滑らかな印刷用の紙)1品種の専門工場です。

工場は55万uという広大な敷地で、納入されたチップからパルプ⇒製紙⇒塗工の一貫生産を行っています。

工場の主な設備はチップからパルプを作る設備とパルプから紙を作る設備、紙の表面に塗工する設備ですが、その中でも特に世界最先端の技術を取り入れた製紙・塗工の一貫ラインであるN−1ラインを中心に見学させていただきました。

このラインは幅8mで毎分1,800mの生産能力を持つ設備で、長さ500mの建屋に1ラインだけ設置されていました。

見学は工場の正門前に集合して、工場見学者室でビデオを交えて約20分間工場の概要の説明を受けた後、車でバルブ設備等の中を通り、N−1ラインの見学をさせていただきました。(工場内は撮影禁止の為写真はありません)


(情報 千田)

参加者 納入されたチップ
パルプ設備 N−1号製紙塗工ライン工場