松江城北町歩き

期日 

参加者 
2010年6月2日(水)

9名

松江地区の親睦行事として、松江城の北部の町歩きを行いました。

松江城の北側のお堀沿いは、武家屋敷の残る塩見縄手として松江観光の目玉の一つになっています。
しかし、その北側一帯は商業・産業の町として栄えた所ですが、あまり知られておらず、私たちの住んでいる町をもっとよく知ろうということで、その一帯を散策することになりました。

松江城の堀川遊覧船乗り場に集合して、建設中の松江歴史館を皮切りに、初代松江市長邸宅(現島根県知事官舎)、不昧公の建てられた茶室・明々庵、大本教事件の舞台の一つとなった大本教島根本部、幕末の松江藩の危機を救った女傑玄丹お加世の墓、酒・醤油の醸造元など昔の面影を残す石橋町の町並み、国の有形文化財に指定されている島根大学旧奥谷宿舎、不昧公のおかかえ彫刻家で左甚五郎の生まれ変わりと言われた名工小林如泥の彫刻のある田原神社の山門、水子の五百羅漢のある桐岳寺、亀田橋の志賀直哉・芥川龍之介の碑を巡り、椿谷を抜けて松江郷土館の前で解散しました。

約2時間の行程で最後の方は少し疲れた方もいらっしゃったようですが、天気にも恵まれ「松江に長く住んでいるがこんな所があるのは知らなかった」という声も随所で聞かれ、有意義なウォーキングでした。

(情報 千田)

参加者 明々庵から見た松江城
石橋町の町並み 志賀直哉・芥川龍之介の碑