吉久明利さん(備前地区)は備前市のボランティアガイドとして活躍されています。
退職し3年程のんびり過ごし、5年前に自由な時間を有効に使いたいといろいろ模索していたとき、ある事から、観光ガイドのことを知り、その瞬間、このガイドをやろうと考えこの世界に飛び込んだそうです。

備前市で2年間の観光ボランティアガイド養成研修を受け、『特別史跡の旧閑谷学校』をはじめとする備前市の史跡名所などの勉強をし、認定ガイドとなられました。


国宝の旧閑谷学校講堂(壁書/丸瓦)

現在、35名の認定ガイドがおられ、分担をして訪れる観光客の案内をされています。担当エリアは備前市内全般ですが、主には閑谷学校と伊部の街並み(備前焼窯元)の案内で、中でも閑谷学校の案内が多く、約70%を占めているそうです。
「案内する頻度はどの程度ですか?」と質問すると、「週4日は閑谷学校に来ています」との答えが返っていました。結構な頻度ですが、それでも案内の予約には必ず対応し、突然の依頼にもお答え出来るよう心がけているそうです。

取材で閑谷学校を訪れた時も、高知から来たという、数名の観光客の方を案内していました。重要文化財(旧閑谷学校の25史跡)の案内には約1時間くらいかかるそうですが、同行していただいた岡地区委員とともに観光客と一緒に説明を聞きながら随行しました。

終始、ユーモアを交えた、流暢な口調で、分かりやすい説明に、観光客からは「ああ、そうなんですか」という返事が随所で聞かれました。

・観光ガイドをやっていて楽しいことは?の質問に対し、
 多くの方とふれあい、会話ができること。
 実際の案内、説明も、一方通行の説明ではなく、逆にお客様に質問を投げかけ、常に対話形式で説明されていました。
 又、お客様からの反応が励みになり、やりがいに繋がって来ますし、逆に余り反応がない時は、反省し、工夫をし次に生かしていくとのことです。
 
 説明していて、お客様が「へぇー、そうなんですか!」「聞いてて良かった!」と感動されることあありますが、そんな声を聴くと、もうガイドはやめられません。ますますテンションが上がります。

今後も、「ボランティアの観光ガイド」を通じ、備前市を訪れる観光客のお役に立ち、喜んでもらい、感動してもらい、そして備前市や地元を元気づける活動を継続して行かれるそうです。

                    レポーター:久米 威