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 伊東さんは定年退職を機に、学業で得意の科目だった体操・音楽・絵画の中から、年老いても続けられる絵画を選択され、日本画に取組まれたのが始まりだそうです。当初は、師匠の片山 秀陵先生(故人)、花房 秀月先生(故人)のもとで四つ葉会のメンバーとして活躍され画号は、伊東 裕水として活動されています。  
当初からのスケッチブック
 20数年間の作品は、最大F50号をはじめ約300点、下絵など色紙約400点、掛軸約40本で自宅・ギャラリー(英田・・現在は休館)に所狭しという感じで展示、保管されています。また、作品の一部は赤磐医師会病院のロビーや廊下、東平島の美容院(アルス)に展示され、訪れるお客様の目を楽しまされておられるようです。赤磐医師会病院では、F20号の大きさの立派な作品(大山の風景画)で定期的に展示替えもされ、自宅などで保管されている作品もほぼ一巡されたそうです。画の題材は、師匠の作品の写真集や生物・草・花はもちろんのこと、いろいろな所へ出掛けてのスケッチ集をもとに描かれています。中でも驚いたのは、ディジタル写真ででも撮影したかのような繊細な竹の子の画にはびっくりしました。  
    
 
  
       北海道の丹頂鶴                          大山
 伊東さんお気に入りの作品は、奥様と一緒に旅された時の立山の風景画(F20号)だそうです。  
赤磐医師会病院のロビーに展示(立山)
  
          姫路城
 現在、伊東さんは日本画に取組まれる傍ら、健康面への配慮からグラウンドゴルフにも興味を持たれ岡山支部の支部大会はもちろん、松健会のコンペにも積極的に参加され、”ホールインワンの伊東”と言われるくらいの腕前もお持ちです。また、コンペには毎回のように作品の一部をラッキー賞として提供され、参加したメンバーから喜ばれています。  
松健会で「ラッキー賞」に日本画を贈呈
 今後は、今までのように日本画を描き続けるとともに、保管されている作品(特に掛軸を中心に)の整理に時間を充てられるようです。
 レポーター: 岡本 隆夫