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 2015年度 第2回ヘルシークック

だし巻き玉子に挑戦!!

2015年6月9日(火)

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先生の講義が始まる
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出番を待つ本日の食材
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布巾で、だし巻きの練習中
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だし巻きを作っています
9時
スーパーに買い出し
 第2回目は、純和風「だし巻き、鶏ごぼう、大根なます」の3品のメニューに挑戦する。
 雨上がり、買出し担当のAチーム5名がスーパーから戻り、集合時間の9時30分にはメンバーが料理教室に揃い、役割分担表に基づきそれぞれの準備が始まる。先生は下ごしらえと材料の仕分けに忙しい、それを手伝うにもまだ要領が分からず、まごまごしながら仕分けられた食材を各チームに運ぶのみ。使用する食器や使用器材を棚から出すチーム、ホワイトボードや秤などの備品の借り出し、ガス開栓や換気など料理室の準備をする人、調味料などを使いやすく並べゴミ回収袋をセットするなど、それぞれにこの時間は慌ただしく過ぎる。
9時40分
先生の講義がスタート
 準備が完了し先生の講義がスタートした。11時から調理実習を開始。だし巻き用の「だし」は、弱火で沸騰させ、昆布を取り除いてから水を差し温度を下げてから「かつお節」を入れて煮る。この時に鍋の蓋をしない、混ぜない、絞らない。味がしつこくなるのと濁るのを防止するためとのことであった。ザルで越して「だし汁」が出来上がる。余った「だし」は捨てずに追いカツオを入れて2番「だし」とし、これを煮物に使用する。
「だし巻き玉子の作り方」
 「だし」に卵を割り入れて軽く混ぜ合わせる、泡が立つほど混ぜないようにする。卵焼き器を強火で熱し、多めの油を入れて馴染ませ、よく油ならしをする。特に焦げ付きやすい所を注意し、余分な油はペーパーでふき取り、卵液を流し入れ強火で手早く空洞をつぶしながら固まり始めたら巻き重ね、これを何度か繰り返す。最後に形を整える。
 この卵の巻き上げがなかなか簡単そうで難しい、事前に乾いた布巾を卵焼き器に乗せて巻き上げ方の練習をしたがなかなか上手くひっくり返えってくれない、卵焼きではないので焼き過ぎず半熟状態で巻き上げ、出汁が蒸発して固くならないようにフワーと巻き上げる、これには熟練を要する。
 また、卵液の混ぜ方にも工夫がいる、新しい卵では卵白の腰が強くこれを切るように混ぜ、逐次、上手く注入しなければ、最後に卵白部分が残り「だし巻き」の表面が白く出来上がってしまうことになる。

上記の内容が本日のメイン「だし巻き玉子」の作り方の基本と工夫と難しさである。素人には馴れるのに時間が掛かりそうだ、練習あるのみだと思った。

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洗米実習を受ける新規入会員
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うす揚げを丁寧に焼く見本
 途中、新規入会の3名は先生から洗米方法と炊飯のセットの仕方を学び、ご飯の炊き方を学ぶ。
 鶏ごぼうの作りでは、ゴボウの乱切りを学ぶ、乱切りだから適当だと思ったがそうではない。ゴボウに対して斜めに包丁を入れて切り、次に90度回して切口を上に向け、その切り口をまた斜めに切っていく、切口が大きいほど煮汁がしみ込む工夫がされている。落し蓋をして強火で煮て、沸騰したら中火にし、煮汁が3分の1程度になったら落し蓋をはずして、鍋を揺すりながら全体に味が絡むように混ぜる。煮物は半日ほど置く方が美味しいそうだ。
 大根なますは、大根と人参を繊維方向にスライスして同じ方向に重ねてせん切りする、スライサーを初めて使ったが均一に早くスライス出来る便利な道具だ。
 また、うす揚げの焼き方では、金串を両端に通し弱火の直炎にかざして焼き加減を調整しながら焼くと上手く出来た。



 
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下拵えの最中です
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大根なますの完成です
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鶏ごぼうの煮込み中
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本日の完成品3品
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完成、試食前のAチーム
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Bチームも完成しました
 ワイワイ、がやがやと、各自分担と連携をしながら、12時前に各チーム3品の盛り付けが完成し、先生もCチームに加わり共に味わいながらの楽しい昼食となった。
 
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先生もご一緒に試食のCチーム
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美味しいとDチーム
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先生の全体講評
 先生の全体講評の後、12時25分から全員で後片付けと清掃を行い、諸連絡の後、12時40分に美味しかったヘルシークックを終了解散し帰途についた。

写真撮影/記事作成:倉橋繁喜
 HP作成:大熊 啓佑


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